1804年にやっと10億人の大台に乗ったと思ったら、あれからたった200年で70億人に増えちゃって我々人類これからどうなるの~? .
..と夜も眠れないみなさまのために、米公共ラジオNPRが人口爆発の状況を2分半の動画に整理してくれました。
-動画訳-
千年前の西暦1000年、世界には3億人しかいなかった。
ところが人は増殖に増殖を続け、2011年現在世界人口は70億人。
何故こんな短期間にこんなに増えちゃったんだろう?
このコップが北アメリカで、中の水位が上がれば上がるほど人口が増えるのだとしよう。上から落ちてくるのが生まれる人、下から落ちていくのが死ぬ人。いいすかね?
で、これが、全世界です。
時計を1000年巻き戻してみますと...
アメリカは南米・北米とも、ほぼ空っぽ近い。
アフリカとヨーロッパは1億人にも満たない。
今もそうだけど大体の人類は中国、インド、その他アジア諸国に住んでいる。
この状況は、その後何世紀もほとんど変わらなかった。出生は死亡と相殺になってきた。女性は沢山子どもを産んだが、生まれた子どものほとんどは成人して所帯を構える前に死んだ。
やっと10億人の大台に乗ったのは1804年になってからだ。
そうこうするうち医療・農業が改善し、下から落ちる水が減った。人は相変わらず死んでいったが、より多くの子どもが成人して子どもを産むまで生きるようになり、赤ちゃんが増えた。
こうして世界人口は10億人からわずか200年で70億人になった。
ずっとこのペースで増えていくんだろうか?
たぶんそれはない。国連は今世紀の終わり(2100年)までに世界人口は101億人のピークを打つ、と予想している。
70億人を超えた今問題は、世界がこれだけ沢山の人口に耐え切れるかどうか? ―それは我々が水、食料、エネルギーをどれだけ効率良く管理するかにかかっている、というのが専門家たちの一致した見方だ。
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い、いやあ...見たから不安が減るってものでもなかったですね...余計に眠れなくなりそうだ。
[NPR]
JESUS DIAZ(原文/satomi)