iPhone 4Sのバッテリーもちが悪い問題を解消するため出したiOS 5.0.1が別の問題を引き起こす中、バッテリー過熱の問題が兼ねてから指摘のあった初代iPod nanoがついに交換プログラムの対象となりました。
アップルのサイトに出た交換プログラムのお知らせには、こうあります。
Appleでは、ごく稀にiPod nano(1st generation)のバッテリーが過熱して安全上の問題を引き起こす可能性があることを確認しております。対象となるiPod nanoは2005年9月から 2006年12月の間に販売されたものです。
この問題は、製造上の欠陥があるバッテリーを生産した特定のバッテリーメーカーに原因があることがわかっています。実際に過熱事故が発生する可能性はきわめて低いとはいえ、バッテリーの経年に伴ってその可能性は高くなります。
iPod nano(1st generation)をお持ちのお客様は使用を中止し、下記の要領で交換手続きをされることをおすすめいたします。
というわけで5年落ちのiPod nanoをまだその辺に抱え持ってる人は無料で交換してもらえるので、悪いことばかりじゃないですね。
「あれ? いつ買ったんだっけ...」と記憶が曖昧な人も、製品のシリアル番号を交換手続きのページに入力すると、交換対象の製品かどうか照合できますので、使わなくなった古物ガジェットの箱ひっくり返して探してみてね!
ANDREW LISZEWSKI(原文/satomi)
※編集部注:タイトルと本文中に一部表現の誤りがありました。お詫びして訂正いたします。(2011年11月14日13時15分)