映像を空間に映し出すためのアプローチは幾つかあり、さまざまな研究が進められています。そのひとつとして、「ディラッド・スクリーン」と呼ばれるアクリル製透過型スクリーンがありますが、スクリーン自体が高価なためご家庭内で気軽に...。とはいかないのが現状です。
このように、リアルな映像投影を普及させるには価格的な課題がネックとなっているわけですが、それを解決する技術が開発されています。技術の名前は「アミッド・スクリーン」。
アミッド・スクリーンは、PP(ポリプロピレン)で作られた超極細の繊維を、天地左右格子状に編みあわせたスクリーン。組み合わさった繊維は生地のようにギッチリと編み上げるのではなく、1センチあたり20程の□ができるようなバランスが技術のポイントです。
文章での説明ではイマイチ伝わり辛いので、コチラの動画を御覧ください。
そう。要するに網戸。
どこのご家庭にもある超身近なコイツで未来的投影型スクリーンが!!これは着眼点の勝利ですね!(小暮ひさのり)