やっぱり犯人はiPadなのか~
あくまでも米国内での話なんですけど、このところホテルなどで無料のインターネット接続サービスを提供しているところが、有料の従量課金制などへ切り替えるケースが目立ってきてるみたいですよ。外出先で無料でWi-Fiを使える場所が、どんどんと少なくなってきているそうですね。
そもそもの原因は、これまで無料のWi-Fiホットスポットだった場所での接続スピードが、もうなんだか昔の56kbpsの超低速なダイヤルアップ接続ですかって速度でしかつながらないという苦情が各地で殺到していることにあります。以前はそんなに外でWi-Fiに接続してネットを使う人なんていなかったのに、いまやどこもかしこも大混雑ですからね。
ちなみに無料のWi-Fiが大混雑で使い物にならない遅さでしか利用できない最大の原因はiPadにあるとされていますよ。急激に台数が増えたのみならず、結構そのユーザーが動画ストリーミングなどなどの重いコンテンツばかり利用しようとしますからね。これではいくら回線を増強しても、とてもじゃないけど追いつかないって悲鳴が上がっちゃっているようですよ! もしや日本でも通信料増大を受けて上限のないパケット定額制は廃止か...なんて憶測が流れたりしてますけど、Wi-Fiに関しましても、こういう米国のような方向性へと進んでいっちゃうのかもしれませんよね。
[NY Times]
Kyle Wagner(米版/湯木進悟)