スマートフォンにパソコン用のモバイルルーター、さらに予備&プライベート用の携帯電話と、複数の通信回線を持っちゃっている人が多い今日この頃ですが、その出費ってフトコロに痛くないですか? それともMゴコロがむくむくしちゃって嬉しかったりしちゃいます?
いま! 俺の耳から! 腰から! パパパパケットが! なんてパケット変態さんはさておき、月々の固定費はできるだけ抑えたい今日この頃。そう感じている方に今日はイー・モバイルの「Sony Ericsson mini」をオススメします。Android 2.3を搭載したスマートフォンでテザリング機能ももちろん完備。テザリングを使っても通信し放題で4680円/月(シンプルにねん アシスト1200)という通信費のお安さが魅力なんです。
ところでミニというからには、ちっちゃいボディでがんばっちゃうスマートフォンなわけですよね。まずはそのサイズを見てみましょうか。
PS Vitaと並べてみました。うむ。ちっさい。でもPS Vitaはもともとでっぷりなところもあります。そこで僕が持ってるイー・モバイルのモバイルルーターGP02と比較すると...。
どういうことなの(涙)。モバイルルーターよりちっちゃいよ。
手に持った感じもこの通り。でも約99gだから軽いはずなんですけど、塊感はかなりのもの。これ、中身はかなりのマッチョだなって感じます。
CPUは1GHzのMSM8255で、RAM512MB、ROM1GB。3インチのディスプレイの解像度は480×320ピクセルですが、輝度が高く色数も多い(1677万7216色表示)ので十分綺麗だしレスポンスも速い! カメラは約500万画素のCMOSで、720pの動画も撮影できちゃいます。オートフォーカスや顔検出、笑顔検出、手ぶれ補正機能も使えますよ。さすがはソニエリのスマートフォン。機能に手抜かりは一切ありません。なお他のソニエリ筐体は他のキャリアでも扱っていますが、「Sony Ericsson mini」はイー・モバイルだけのマシーンというところもポイントです。
「シンプルにねん アシスト1200」で本体は100円で契約できちゃうし、予備の電話番号が持てるメリットがありますし、良いよ良いよmini。
肝心要のテザリングも素晴らしく簡単です。電源入れたらホーム画面中央部にある「Pocket WiFi」アイコンをタップするだけでテザリングができちゃうんですから。
あとは接続したい機器側でSSIDを選んでパスワードを入力するだけ。通信速度は下り最大7.2Mbps、上り最大5.8Mbpsとスタンダードなスピードですが、実測でもこのとおりの快適さです。
コンパクトで持ち運びしやすいし、見た目も個性的。しかも、定額でテザリングができちゃうのに月々の利用料金も控えめって素敵じゃないですか。ちょっと人とは違ったデバイスを探している人にはオススメです。
[携帯電話 Sony Ericsson mini (S51SE) ]
(武者良太)