買ってしばらくはチクタク耳につく時計の音も、ずーっと聞いてると耳が慣れちゃって気にならなくりますよね? これがいわゆる「感覚適応(sensory adaptation)」で、目玉に網の目のように張り付いてる毛細血管が見えないのも、この感覚適応の作用によります。
上の動画で紹介しているのは、それを解きほぐす簡単な技。ブラウン大学で感覚適応の研究をしているYouTubeユーザーのthegnome54さんが、David Sheinberg教授に教わったトリックです!
[自分の目玉の毛細血管を見る方法]
1. カードに小さな穴を開けるか、それも面倒くさければ中指とコの字に曲げた人差し指で四角い覗き穴をつくります。
2. 真っ白なブランクの画面や紙を背景に、片目を閉じて、もう片方の目で穴をのぞきます。
3. のぞき込みながら穴をぷるぷる小刻みに揺らしてみると...アラ不思議。
ヒビ割れみたいに毛細血管が浮いて見えますよね?
自分の目玉の毛細血管の影は毎日見て目が慣れてしまってるので見えないだけなのです。でもこうやってちっこい穴を上下にぷるぷる揺らしてやると影の落ち方が変わるので、脳が変化を認知し、縦横無尽に目玉に張り付いた血管も見えちゃう、というわけ。
初めて見るとギョエェェェー!! ですが、僕は穴の動きを止めると、たちまち脳がまた血管を無視する方が驚きでした。
[YouTube via Geeks are Sexy]
ANDREW LISZEWSKI(原文/satomi)