意外と早かった...
アップルがあの超リアルなスティーブ・ジョブズ フィギュアのメーカーに対し、発売を停止しないと法的手段に訴えると圧力をかけている模様です。
このフィギュア(身長30cm)は香港の玩具メーカーIn Icons社が2月に発売を予定しているものなのですが、あまりにも似過ぎているため「販売停止は時間の問題だね」と言われていました。そして英テレグラフが引用した別報道によると、アップルは既に「ジョブズの肖像権はアップル管理下にある」とし、メーカー側に発売停止要請のレターを送ったみたいですよ。
サイトを見てもまだ取下げにはなってない(重い)ですけど、予約金払い戻しで終わるのかな? 売り出してから停止したんじゃレアアイテムとして値が高騰しちゃいますものね。
この英紙報道の前日に流れた米ABC放送のニュースでは、In IconsのTandy Cheung社長が、香港の弁護士何人かに相談したらアップル製品をフィギュアに含めなければ違反にはならないという意見だったとし、「もう製造に入ってる。アップルが何をやろうが、やめるつもりはない」と強気の姿勢を示していたのですが、特許が問題なんではなく肖像権ですから、いくら製品外しても、ねえ...。
因みに肖像権の扱いはアメリカでは州ごとに異なります。ジョブズの自宅とアップル本社のあるカリフォルニア州では1985年の著名人パブリシティ権保護改正法により、本人の生存中および死後70年は無断でそっくりさんを作っちゃいけない決まりになっています。70年!
[Daily Telegraph via Mashable]
satomi(JESUS DIAZ/米版)