人は成功して偉くなると変わってしまうのか...いまとなっては懐かしいグーグルの謙虚な姿勢を発掘!

  • author 湯木進悟
  • X
  • Facebook
  • LINE
  • はてな
  • クリップボードにコピー
  • ×
  • …
人は成功して偉くなると変わってしまうのか...いまとなっては懐かしいグーグルの謙虚な姿勢を発掘!

グーグルよ、お前もか...

このところグーグルが打ち出してくる戦略に対しては、思わずそんな感想が口を突いて出てきてしまうってユーザーも少なくないかもしれませんよね。もう違う検索エンジンを使おうかなぁと思っても、そんなに他にいい選択肢があるわけでもないところがツライ現実なのかもしれませんけど。

いまとなっては懐かしい、2004年に掲載されたグーグルのラリー・ペイジ共同創業者が独占インタビューで語るモットーを改めてご覧くださいませ。

ポータルというのは、できるだけ自社が用意するコンテンツにユーザーを惹きつけておきたいとの思いで検索サービスを提供するものですが、それは問題だとグーグルは考えています。多くのポータルが、自社コンテンツを他のオンラインコンテンツよりも上に表示する方針を採用しているのは事実ですが、それは最高の検索結果からは程遠いものです。ユーザーにとって最良の検索結果ではなく、単にポータル提供側の都合で操作された検索結果に過ぎません。グーグルは、このような悪しき慣習からは絶対に距離を置き、他とは異なる公平なモデルでサービスを今後も提供していきます。われわれの目標は、ユーザーがグーグルで検索後、いち早くグーグルの提供するサービスからは離れて、お望みの場所に行きつけるようにグーグルからは去っていくことを推奨することにあるのです。

人は8年も経てば変わってしまうものなんですね~。そうしみじみと残念に感じざるを得ません。仕方がないことなのかもしれませんけどね。

PandoDaily via Gruber

Sam Biddle(米版/湯木進悟)