はっ!
誰でも簡単に電子書籍が作成・出版できる無料アプリiBooks Authorで電子書籍界も盛り上がります。と思いきや、iBooks Authorにはある制約がついていた!
Venomous Prridge.comのダン・ワインマン(Dan Wineman)氏が、iBooks Authorアプリを使い自作書籍を出版しようとすると、注意文が表示されました。その文章とは使用許諾契約書! その内容は、iBooks Authorで作成しiBookstoreで1度出版すると、今後販売できるのはiBookstoreのみというもの。
出版契約なのでこれは理解できます。素晴らしいアプリを無料配布しているのでそりゃそうだよな、と思います。が、ちょっと難癖をつけたくなるのが、この使用許諾契約書のでてくるタイミング。iBooks Authorのアプリダウンロード時にはでてこないのです。インストールする時にもでてこないのです。全部終わって、さぁ出版という時点になって初めてこれがでてくるのです。5分で作る本ではなく、何週間もかけて作った本ならばどうでしょう? この時点で「あ、ところでこれ、ウチとの独占契約ね。」って言われるのはたまりません。
なかなか強引なAppleの出版界への殴り込みです。
[追記:1/20 16:50]Appleの独占販売になるのは、iBooks Authorを使って作成・出版したこのフォーマットに限ったことです。コンテンツではありません。他で出版したければ、iBAのフォーマットは使わないでね、ということです。
そうこ(ROBERTO BALDWIN 米版)