ソニーは経営の意思決定にはムムム...と思うことあるけど、デザインは滅多にハズレがないですよね。特に1970年代のデザインは今見てもいいなって思います。この上のキューブとか。
これはソニーが日本企業として初めてNY株式市場に上場を果たした1970年に生まれたポータブルAMラジオ「R-1825」です。
ラジオとしてはローテクで、ボリュームと電波つまみのスライダーがついてるだけ。ブルートゥースで繋げるワイヤレススピーカーとして復活させたら、もうボリューム1本で済んじゃう。僕だったらそれも絶対スライダーで残して、それ以外のところはいじらないなあ。もう充分タイムレス...時間の風化に耐えるデザインだと思うので。
この「R-1825」は調整つまみんところとスピーカーんとこ閉めると、完全なキューブになるんです! 持ち運びのときも傷める心配はありません。
今も売ってるんなら即購入してワイヤレスに改造したいところですけど、よく考えてみたらハックのハの字も知らないんですよね、自分。ソニーさん、どうかBluetoothスピーカーとしてリバイブしてください! 欲しいの絶対僕ひとりじゃないと思いますよ。
ANDREW LISZEWSKI(原文/satomi)