「サーフィンを撮影するカメラマンか、サーファーか、そのどっちかというのが嫌だった。」
防水で衝撃にも強い装着できるGoProカメラ。多くの人が自分の行動を撮影してネット上にアップするという時代の波に乗り、またその波をより大きなものにしたのは、GoPro創業者であるカリフォルニアのサーファーNick Woodman氏。会社は成功を納め、2011年の1年間だけでも80万台を売り上げています。
2009年に最初のHDカメラ、300ドルのGoProを発売してからというもの、多種多様なスポーツ、スリル溢れるイベント、テレビ番組や映画にまで幅広く活用されています。ジョージ・ルーカス監督の新作レッド・テイルズ(Red Tails)にもGoProカメラで撮影されたシーンがあります。
「もしユーザーがすごく達者なスキーヤーで、GoProカメラを使ってその様子を撮影すれば、彼がどんなに上手いかを知らしめる道具になる。もし登山に行ってその素晴らしい1日を撮影すれば、人はその動画の美しさに驚く。」と語るWoodman氏。
「オフィスでこれ作ってもいいんだけどさ、でもそれだとインスピレーションがないだろ。」そう話す彼の仕事時間は、まるであちこち遊びに行っているような日々。大きく生きたいならGoProだ、とその魅力を語る彼。GoProのおかげで今まさに人生を謳歌しまくっているんですって。息子さんの誕生にも、自分にGoProつけて立ち会ったそうです。
1人のサーファーが考えだしたカメラは、まだまだ成長しますよ。
そうこ(MICHAEL HESSION 米版)