あなたはケースつけてますか?
iPhoneのケースと言えばすでに大きな市場の1つです。バニーちゃんやら、キャラクターもの、レトロカメラ風や、自作もの、バッテリー内蔵型や、防水もの、そしてやはり冷やし中華もの。ケースの種類はもう無数です。ギズモードでもユニークなものや便利なものをよく紹介しています。
ちなみに、私はつけていません。今まで使ってきたガラケーにもあの頃使っていたPHSにもストラップすらつけていなかった私は、もちろんiPhoneも非ケース。特に理由があるわけではなく、裸ガジェットが好きなのと単に邪魔くさくて面倒なだけなんですが...。米Gizのジェイミー記者もiPhone非ケース派。米Gizを代表して非ケース派のそれなりの理由を語っているので聞いてみましょう。
■理由1:不自然じゃん。まず初めに言えるのは、iPhoneはケース/カバーつけられる様にデザインされたわけじゃないということ。ジョナサン・アイブ氏は、Amazonで20ドルやそこらで売られている合皮のしょうっもないケースをかぶされるために、何時間もかけて何度も何度もデザインを練り直したわけじゃないというのに。もちろん、アイブ氏だけでなく、HTCだってサムスンだってMotorolaだって、どこのデザイナーだってそうだ。
どのデザイナーも、ユーザーがポケットから取り出して見る度に美しいと思える電話を作るために、何時間も費やしているんだ。特に、iPhone 4はデザインアイコンとも言える美しさ。許せるとしたら、バッテリーケースくらい。少なくともこれには実用的な理由があるから。
電話にケースをつけるのは、Ferrariに好きに色ぬってそのへんの布巻いてる様なもんだ! もちろん、そうすれば本体自体に傷はつかなくなるかもしれない。でも、毎日見ることができるはずの美、ディティールは失ってしまうということになる。
非ケースの理由1は、デザイン性をそこなわないため、ということ。
■理由2:意味ないって。理由1で、電話の美しさを見せるべきだとは言ったけど、電話はしょせん電話。アート作品ではない。そこ数百ドルかかってる、高い。でも、よく考えたら2年契約後は新モデルに変更するし、その間そこまで致命的なダメージは追わないだろう。買い取り価格を心配するなら、まぁ言っても2年使用のちょっと傷がある電話なんて40ドル以下のもの。それなら2年間のケース代とそんなに変わらないって。
傷、落下、水、とにかく電話が心配ならば、ケース代のお金をそのまま保険に回す方がいい。それなら、落としたって盗まれたって保証される。例え何かでちょっと傷ができてもそれも愛着。僕のiPhoneには、酔っぱらって塀の上を歩いた時に出来た傷があるけど、なんかそれもいいもんだ。
とは言っても何も起きないかもしれない。ということで理由2は、意味ないってこと。
うむ。さらに周りをみると、米Giz中の人はみんな非ケースだそうです。以上2つが米Gizがだした「ケース捨てろ!」の理由です。他にも非ケースのメリットってありますか? 逆に絶対デメリットだって思うことは?
そうこ(JAMIE CONDLIFFE 米版)