パソコンが売れませぬ...
そんな叫び声が聞こえてきそうですよね。このところ、よほどのドキュメント作成や写真・動画の編集、なにか大きな仕事でもなければ、もうスマートフォンやタブレットで十分じゃないのって感じのライフスタイルの人が増えてきたとは言われていたものの、実際にコンピューター没落の数値を突きつけられちゃうと衝撃ですよ。
Canalysが発表した昨年中の全世界のスマートフォン出荷台数は、伸びに伸びまくって前年比63%増となる4億8770万台に達しました。一方でコンピューターの売れ行きですが、デスクトップパソコン、ノートパソコン、ネットブックに、好調なiPadなどのタブレットを加えた全出荷台数でも4億1460万台にとどまってしまっています。この中で、唯一の前年比274%増という爆発的な売れ行きを見せたタブレットを抜いてしまえば、もう世はパソコンではなくスマホを買う人のほうが圧倒的に多いってことですね!いくらスマートフォンだのタブレットだのと騒がれようとも、まだまだWindowsの優位は揺るがないなんて思いきや、意外と逆転のタイムリミットが刻々と迫り来る状況だったのかもしれません。ちなみに絶好調なスマートフォン全出荷台数の49%がAndroidで占められており、アップルのiPhoneの19%のシェアにも断トツの差をつけちゃってますよ。なんだかAndroidの天下がやって来そうな感じですよね~
[Canalys]
Mario Aguilar(米版/湯木進悟)