先ほど、新しいiLifeについてざっくりとご紹介しましたが、より詳しいことをお伝えしたいと思います! ちなみにデモには登場しなかったiWork(Pges、Numbers、Keynote)も新しいiPadのRetinaディスプレイ用にアップデートされたみたいで、App Storeより10ドルでダウンロードすることもできますよ。
さてそれでは新しいiLifeについて順番に見ていきましょう!
Garage Band
Garage BandにはSmart Stringと呼ばれる機能が搭載されました。タッチフレンドリーな楽器たち(和音対応)やiCloudで作品の保存や共有ができるようになるなど次世代のものへとバージョンアップしていますよ。また、ワイヤレス接続を使って、ほかのバーチャル楽器とリアルタイムに一緒に演奏したりコラボすることもできるようです(最大3人)。アップデートはもう可能ですよ。iMovie
やっとですね。iMovieで1080pでの撮影が可能になりましたよ。予告編や映画の自動生成もできるようなので、これなら本格的な撮影を始める前に、iPadのカメラを使っておおまかな作品の流れを掴めたり、ストーリーボードの制作もできるようになりますね。これは衝撃的です。
ただ微妙なところもあると言えばあるんです。例えば最近のアップルの冒険的なUI変更の波がここにも。ストーリーボード画面には、もうおなじみになったと言っていいスケジュール帳のリングのようなものがキラリ。あれだけプロフェッショナルなFinal Cut Proというソフトを作ってるのも同じ会社なんですよね?
それでも新機能たちは魅力的でクリエイティブな作業ができそうですよ。是非今すぐアップデートするか、5ドルでApp Storeから購入してみてくださいね。
iPhoto
米ギズのヘスス記者が去年予想していた通り、iOS向けにiPhotoがリリースされましたね。App Storeで5ドルで購入できますよ(iPad・iPhone共に利用可能。)。
このiPhoto、もはやモバイル版のPhotoshop Elementsと言っても過言ではありませんよ。マルチタッチ対応の写真編集・ワンタップでできるホワイトバランス編集・赤目補正・露出補正・クロップ・傾き補正・ちょっとした汚れを取り除く、などがiOSデバイス上でできちゃうというのです。高解像度になって、写真編集もこれだけ高性能になったらラップトップ離れが進みそうですね...
ギャラリーの操作も直感的で非常に簡単なようですね。また個人的にすごく衝撃的だったんですが、新しいiPadなら上限19MBまでの高解像度で写真を保存できるみたいです(ほとんど最近のデジタル一眼と変わらないですよね)。すごい...
また、複数の写真をピックアップして、それを友達と共有するときに、自動的に新聞紙のデザインみたいにしてくれる機能も追加されたようですね。EXIFに記載されている日時を自動的に吸い出して反映させたりと本当にモバイル用のアプリとは思えないですよねー。
痒いところに手が届くこの感じ、すごくイイです。
河原田長臣(ANDREW LISZEWSKI/米版)