人生初のプロジェクションマッピング!
今までギズでも紹介してきましたが、僕本当にプロジェクションマッピングが大好きなんです。壮大でしかもどんな形のものでもキャンバスになる、というところに魅力を感じていました。でも実は生で見たことが一回もなかったんですよね...
そこで今回、あのアベベが参加したこともある第67回びわ湖毎日マラソン大会の前夜祭でプロジェクションマッピングをやると聞いたので、滋賀県まで来ちゃいました。このびわ湖毎日マラソンというのは、1946年に第1回が開催され今回で67回目を迎える由緒正しい大会なんです。そんな歴史のあるこのような大きな大会のイベントで、駅前の商業施設に投影されたプロジェクションマッピングは過去に例がないそうですよ。
それではその模様を早速レポートしますので、みなさんと少しでも感動を分かち合えたらなーなんて思っています!
今回の前夜祭のプロジェクションマッピングの舞台となったのがこちら、浜大津アーカスです。実は僕滋賀県出身で、この辺りによく来ていたこともあって、とても懐かしくもの思いに耽っちゃいましたよ。
そしてこちらが今回のプロジェクションマッピングの生命線でもあるプロジェクターたちです。関係者の話を聞いていると1台15000ルーメンもの輝度を持つそうです!そしてそうこう言ってるうちに太陽も沈み、ついにプロジェクションマッピングが始まりましたよ。
琵琶湖がドォーン! っと出てきた瞬間に思わずおぉって声が漏れちゃいました。カッコいい音楽と一緒にスタイリッシュなアニメーションが繰り広げられて、会場に来られていたお客さんもみんな見入ってましたねー。
初めての体験でテンションがぐいんぐいん上がってるうちに、プロジェクションマッピングの醍醐味と言ってもいいトランスフォーム(勝手に名付けちゃいました)が始まりましたよ! このトランスフォームというのは、投映する建物の形状に合わせてデザインされたアニメーションが動くことによって、実際に建物がトランスフォームしているように見えることを言います(僕の中ではですよ)。
アーカスの建物の窓枠に沿ってカラフルな線が行き交い、テトリスみたいにブロックが積まれていって、ガラガラっと崩れたり、さらにぐるぐる回転したりして、本当に3D感が伝わってきて迫力満点でした。また、随所に出てくるランナーをモチーフにしたアニメーションによって、次の日に行われたマラソンレースへの期待感がスゴく高められましたね。
そしてマラソンレースへの期待感と興奮がうなぎ上りしたところで、プロジェクションマッピングが終了しました。あっという間だった、というのはまさにこのことを言うんですね。興奮しっぱなしの人生初プロジェクションマッピングでした!
また今回のプロジェクションマッピングには、今まであまり前例のない新しい要素も追加されていて、ハッシュタグ#biwako2012をつけてランナーのみなさんに応援ツイートをすると、それがリアルタイムでアーカスに映し出されるというものでした。早速ギズのTwitterアカウントでツイートしてみましたところ、すぐに映し出されました! インタラクティブな感じでまたまたテンション上がっちゃいましたねぇ。
また、一般の方からのたくさんのツイートがアーカスに映し出され、ランナーのみなさんを応援していましたよ。「生の声」が実際に届くというのは、翌日にレースを控える選手にとって、大きな支えになったのではないでしょうか。
さて日本国内で最大級のプロジェクションマッピングはいかがでしたか? このびわ湖毎日マラソンがきっかけで国内でもっと広まっていけばいいですよね! また、USTREAM配信の模様がアーカイブされたら、こちらの記事に貼付けたいと思います。
ギズでもプロジェクションマッピングが作れたらいいなぁ... 勉強してみようかな。
[ 第67回びわ湖毎日マラソン大会 ]
(河原田長臣)