以前からFD Mavicaはバッテリーの持ちの良さと、FDという記録メディアのお手軽さ。そしてズーム機能の優秀さで評価の高いデジカメでしたが、この度その最新モデル「MVC-FD100」、「MVC-FD200」の2製品が発売されましたよ。今回は特別に上位機種であるFD200を手に入れられたので、早速いじってみました! 詳しいレビューは続きからどうぞ。
搭載されているレンズは35mm換算で41~123mm相当(F値:3.8~3.9)の光学3倍ズーム。マビカ=ズームというイメージが強くなっていますが、光学ズームは3倍とやや控えめ。しかしデジタルズームとの併用で最大6倍まで拡大可能です。
そしてその撮影サイズは「640x480」~「1600x1200」となっています。1600x1200とかモニターのサイズをはるかに上回る大きさですね!
さすがにFDの1.4MBの容量だと1600x1200サイズだと数枚しか撮影できませんが、前モデルのMVC-FD88KやMVC-83Kから引き継いだ世界最速の4倍速FDDにより、記録時間はかなり短く感じられました。
実際に撮影した写真がこちら。
1600x1200の方はクリックで元サイズの画像が表示できます。
●640x480
●1600x1200(クリックでオリジナルサイズ)
また、今回からは標準でメモリースティックスロットが搭載されているデュアルスロット仕様なのにも注目。FDと比べるとまだまだ高価なため、強くオススメはできませんが、それでも大容量&高速なのは魅力的ですね。
実際に記録メディアにFDを使って撮影してみたシーンを動画撮影してみましたので、ご覧下さい。
確かに記録までに時間はかかりますが、640x480サイズなら十分快適ですよ! この記録速度なら日常的にパシャパシャっといけちゃうと思います。画質的にもホームページに載せるには大きすぎるくらいですよね。
なにより、どんなパソコンでも読み込めるというのもポイント。FDDが無いパソコンなんて無いので、撮影した写真を簡単にパソコンに取り込めちゃいます。また、操作も簡単なので、学校などの教育現場やパソコン教室で役立つかも?「ホームページを作ってみよう!」なんて授業面白いかもしれませんね。
ただしこの「MVC-FD200」。同時発売の「MVC-FD100」共に受注生産となっているため、生産数はかなり少ないかも? 価格は共にオープンですが、実勢価格はMVC-FD200が50,000円前後、MVC-FD100で40,000円前後となりそうです。
本体細部の様子を写真はギャラリーにまとめておいたので、ぜひご覧下さい。
MVC-FD200[SONY]
(小暮ひさのり)