アシュトン・カッチャーよりジョブズ主演ぴったりの役者はこんなにいる！

2012.04.03 12:30

satomi

ソニーがブルース・ウィリス起用とか言わないよね...

ソニーの自伝本ベースの映画じゃなく、インディーの方のジョブズ映画｢Jobs｣（そんな企画が進行中なこと自体誰も知らなかった）の主演がアシュトン・カッチャーに決定だそうですよ。

まあ、顔は若いころのジョブズそっくりですけど...アシュトン・カッチャーと言えば、ドッキリ番組｢パンクト（Punk'd）｣のホストで、あの華麗に壊れてしまわれたチャーリー・シーンの後釜でB級シットコム｢ハーパー・ボーイズ（Two and a Half Men）｣の終盤を演じ中のモデル出身俳優。（一度訳者も彼のプレゼン見たことありますが、カリスマの欠片もないステージだった記憶が...）

超豪華トレーラー乗り回すのも、デミ・ムーアと結婚して浮気して離婚するのも、ブルース・ウィリス（デミ元夫）とふざけて写真撮るのもいい。リアーナとデートしたっていい。そういうハリウッドセレブがやることは好きなだけやらせていいからジョブズ主演やらせるのだけはやめてくれ～頼むよ～おい～。

そんな心の叫びを込めて、早速ギズではアシュトン・カッチャーよりジョブズ役ぴったりの役者さん ―ちゃんと演技ができる俳優― を一堂に集めてみました！

スタンリー・トゥッチ（Stanley Tucci）

晩年ジョブズそっくりの本格派俳優。『Shall We Dance?』ハリウッド版では竹中直人の役を見事に演じました。

ノア・ワイリー（Noah Wyle）

｢バトル・オブ・シリコンバレー（Pirates of Silicon Valley）｣でジョブズ役を好演。ジョブズが｢本当に俺ソックリだな！｣とえらく気に入って、MacWorldに呼んで物真似をやらせましたね（左）。僕も彼なら大満足です。

ラリー・デイヴィッド（Larry David）

スタンダップコメディアンからスタートし、脚本もプロデュースも演技もこなす｢笑いのカリスマ｣。本人さえその気なら晩年ジョブズにぴったんこ。

パトリック・スチュワート（Patrick Stewart）

ナードに不動の人気。スタトレのピカート艦長。元々は英国の名門、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー出身。

クリスチャン・ベイル（Christian Bale）

ハリウッドで演技力NO.1。日本では『太陽の帝国（Empire of the Sun）』でご記憶の方も多い？悪役も巧みなら体重コントロールも思いのまま。映画『マシニスト（The Machinist）』で70ポンド（31.8kg）減量し、続く『バットマンビギンズ（Batman Begins）』収録のため4ヶ月で45kg増やしました。

ブライアン・クレンストン（Bryan Cranston）＆アーロン・ポール（Aaron Paul）

Xファイル脚本家の脚本、撮影、迫真の演技が高く評価されエミー賞に輝いた米人気連続ドラマ『ブレイキング・バッド（Breaking Bad）』（がん治療で医療費が嵩んだ高校化学教師が教え子と組んで覚醒剤を売るストーリー）の主演・助演コンビ。ポールが若年ジョブズ、クランストンが晩年ジョブズで、どうでしょう？

キアヌ・リーブス（Keanu Reeves）

公園のベンチでひとりサンドウィッチを食むキアヌ。高価で暗い絵本『Ode to Happiness』を書き下ろしたキアヌも、ジョブズ役がくれば幸せになれるかも。

マーク・ストロング（Mark Strong）

いや、この際贅沢は言いません。ハゲで中年で白人でさえあればアシュトンよりはマシ。ハゲで中年ならアメリカ人じゃなくてもオケー。

レイフ・ファインズ（Ralph Fiennes）／ジョエフ・ファインズ（Joseph Fiennes）

どうせイギリスの俳優なら、レイフ・ファインズもいいですね。ピカート艦長同様、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー出身で、ハムレットでトニー賞受賞。ハリポタのヴォルデモート役もこなしたので、プレゼンの魔術師にはピッタンコ！弟ジョエフよりはレイフがいいけど、ジョエフもジョブズそっくりだし、どっちでも（共演でも）。