速さはマジ正義だわー。
インテルからお手頃プライスのSSD、330 Seriesが発売になりました。Serial ATA 6Gb/s対応で、シーケンシャル読み込みが500MB/秒、書き込みが450MB/秒のスペックながら、120GBモデルの価格が1万2980円とか1万3980円とか。1GBあたり110円~120円くらいですか。貴族のストレージと呼ばれたSSDも安くなりましたね。しかもこの製品、SATAケーブルや電源ケーブル、3.5インチベイ用ステーもついているんです。デスクトップで使えといわんばかりに。さすがはインテルのパッケージ品です。
すでにSSD&RAIDな大貴族さんもいることでしょうが、ぷち貴族デビューを果たしたい方はこういった120GB前後のSSDをシステム専用ドライブとして導入してはどうでしょうか。1万円ちょっとの出費でMacBook Airのスピードスターっぷりをデスクトップで再現...というのは言い過ぎですが、速度感に圧倒されることはまちがいなしと断言しちゃいます。
CrystalDiskMarkでの計測結果がこちら。上の画像がこのSSDで、下の画像がHDD(日立7200rpmの2TB)です。
先攻 INTEL SSD
後攻 日立 HDD
シーケンシャルリード 353.0MB/秒 : 153.8MB/秒
シーケンシャルライト 238.8MB/秒 : 150.9MB/秒
ランダム512Kリード 350.3MB/秒 : 59.15MB/秒
ランダム512Kライト 237.1MB/秒 : 70.40MB/秒
ランダム4Kリード 26.78MB/秒 : 0.754MB/秒
ランダム4Kライト 84.68MB/秒 : 1.690MB/秒
P7P55D-E LXという旧世代のマザーボードへのポン付けでこれですもの。価格.comのレビューを見ると読み込み490MB/秒、書き込み478MB/秒というスコアをたたき出している方もいるので、チューニング次第ではまだまだアクセル踏み込めそう。
ちょうど季節はGW目前です。デスクトップ派の皆さん。SSD片手にデスクトップマシンをチューニングしちゃいましょうよ。
Intel® Solid-State Drive 330 Series[Intel]
(武者良太)