ホワイ?
NY Times紙に面白い記事が載っていました。内容は、スマートフォンどんぴしゃ世代のどんぴしゃユーザーの中にも、あえて古いタイプの携帯電話を使っている人がいるというもの。NY Timesも米GIzも「馬鹿電話(Dumbphone)」と切って捨てた古いタイプの携帯電話をわざわざ使う理由ってなんでしょうか?
それは、スマートフォンに依存したくないからですって。メールチェックしてて、写真撮って、Facebookして、またメールチェックして、写真を加工して、アプリでゲームして、またまたメールチェックして、これまたFacebookのぞいて、ツイートして、話題の動画を見て、またまたまたメールチェックする。電車に乗ってても、歩いていても、食事しててもスマートフォンを片時も話さない。ないとパニックになる。そんな四六時中スマートフォンをいじっている生活をしたくないからだそうです。
だから、多機能じゃない古い電話、通話とテキストメッセージくらいしかできない古い電話を使っているんだそうです。スマートフォンが使いこなせないんじゃないですよ。どんぴしゃの100%ターゲット層の人があえて古い電話を選択しているんです。
言っていることはわからなくもないです。携帯依存になって、携帯がないと不安だなんていう状態にはなりたくない。その気持ちも理解できます。が、それでもわざわざなんの機能もない古い携帯を使うってのはやっぱり損していると思いますけどね。地図もない、メールもチェックできない、アレもコレも見ることができない。初めから「ない」よりも、「ある」けど使わないっていうのはできないのでしょうかね。「ある」ものを我慢するのは難しいけれど、初めから「ない」なら気にならないってことでしょうかね。
メールは家のパソコンからしか見られないからゴメン!とか最近きかなくなってますけど。これを言う「マイペースな俺」ブームなのでしょうか。この古い携帯をどや顔で持ってるとこなんて、ちょっと中二病の香りがしますけれども。
さて、ということでね。「馬鹿電話」にするのではなくて、自分をコントロールできるようになりたいねってお話でした。
[NY Times via The Times Is on It via Drew Magary]
Original Image Credit: Sally Ryan and Emily Berl for New York Times
そうこ(KYLE WAGNER 米版)