「睡眠」。それは人間の三大欲求のひとつ。どんな人でも、眠らなければ生きていけません。そして、よりよい睡眠をすることで、健康的な生活を送ることができます。
いくら長時間布団の中で寝ていても、眠りの質が悪ければ、疲れが取れません。逆に短い睡眠時間でも、眠りの質が良ければすっきりと目覚めることができます。
しかし、自分が寝ている間のことなので、自分の眠りの質なんてわかりようがありません。寝ている間ずっと録音したり録画したりしてみれば、寝ている間の状態を知ることはできるかもしれませんが、専門家でなければ分析するのは難しいでしょう。
そこで、発表会の様子もお届けしたオムロンヘルスケアの「SleepDesign」です。SleepDesignは、眠っている間の状態を測定する睡眠計「HSL-101」と、睡眠状態を記録、分析してぐっすり睡眠を実現するための生活改善をサポートするサービスの組み合わせです。
眠りの測定はとても簡単。睡眠計をベッドサイドに置いて、寝るときに「おやすみボタン」を押すだけ。これで測定が始まります。起きたときは「表示●ボタン」を2回押します。
電波センサーを採用することで、寝返りや胸の動きを察知し、眠っているのか目覚めているのかを判断。実際に眠っているようでも実は起きているということもあるようで、「メモリ」ボタンを押すと、本体に詳細な睡眠時間が表示されます。見方は上の図を参考にしてください。
ベッドサイドに置くだけなので、非常に手軽に使えるのもポイントです。記録された測定データは、本体にセットしたSDカードに保存されます。このデータをオムロンが提供する健康管理サービス「ウェルネスリンク」に送信すると、1日の眠りの詳細が時系列でわかります。
このグラフを見れば、長時間眠っていても実睡眠時間は結構短いなー、なんていうことにも気づくかもしれません。
これだけでは、「俺って結構眠れていないじゃん...、やべ...」と不安になってさらに眠れなくなるというような悪循環に陥ってしまう可能性もあります。そこで、「ぐっすりチャレンジプログラム」です。
これは月額315円の有料サービス。眠りに影響していそうな生活習慣を振り返り、実行できそうな習慣の改善をいくつか決めて、2週間チャレンジ。そして、2週間後に眠りの変化をレポートしてくれます。
ぐっすりチャレンジプログラムを実践すれば、眠っても疲れが取れない、すぐに目が覚める、寝付きが悪い、といった眠りに関する悩みが解決するかもしれませんよ。
この「SleepDesgin HSL-101」は、5月10日発売。もっとぐっすり眠りたいという貴兄らにオススメです。
ちなみに、私三浦、かなり寝付きが悪い方。ということで、実際にこのSleepDesignを使って、実際の睡眠時間を1週間計測してみたいと思います。次回のエントリーで、その様子を一挙公開予定。刮目して待て!!
(三浦一紀)