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5月1日、秋葉原において「メディア専門店」として長年活躍をしてきたエフ商会が自己破産申請をしたそうです。
ブルーレイ・DVD等機器販売の(株)エフ商会(東京都千代田区外神田3-1-9、代表:植村勉)は5月1日(中略)、東京地方裁判所へ自己破産申請した。不況で売上不振に陥ったままとなっていた。負債額は約3億5千万円。
ラジオの時代も無線機の時代も、パソコンもレンタルコピーもゲーム機も最近の萌え文化なシーン中も、常に「磁気テープから光メディアまで」だったエフ商会。古くから機を見るに敏な商売人が集まる秋葉原ですが、かの地はその時代々々においてレアとされたβテープ、フロッピーディスク、DAT、MO、HiMDなどの新品が集まっていたのです。
カセットテープ時代、そうあのラジオ会館7階に店舗があったころは、クロームやメタルテープも含めて豪華絢爛すぎる品揃えに「秋葉原すげー!」と驚いたものでした。
DVD-RドライブがPCに内蔵された頃は「エフ商会なら品質の高いDVD-Rが手に入る」と、価値の高いメディアを求める人が多かったように記憶していますが、Amazon全盛の現在、生メディア専門という切り口での対面販売はやっていけないんですかね...。残念です。
ところでエフ商会・ファーストメディアショップ2号店横にあった自販機を見てみると。そうですか。賞味期限が5月2日までのドリンクが70円ですか。いろいろ感じちゃいますね。
(株)エフ商会が自己破産申請して倒産 [情報manMの企業情報]
(武者良太)