(※クリックでモザイク無し画像)
赤ちゃん背負ってる蜘蛛の方がまだ良かった...
獲物の体液をちゅうちゅう吸い終えると、その骸を背中にうず高く積んでまたエサを漁りにゆく、その名もズバリな暗殺虫「Assassin Bug(サシガメ)」―マレーシアに生息する虫です。
獲物を仕留めると、特別な酵素を注入し体内をドロドロに分解。柔らかくなったところを吸い上げます。ぐへ...。
最後の1滴まで生き血を吸い尽くすと、抜け殻となったトロフィースカルはネバネバの体液で背中にドッキング。こうして自分の体を敵から守り、実物より大きいヤツに擬態するのです。なんという智謀。
あんまり目を合わせたくない感じ(※クリックでモザイク無し画像)
これだけ大きいと当然のことながら機動力は犠牲になりますから、相手がショックで狼狽えてる間のコンマ1秒が勝負を決めるんでしょう(想像)。
妙な姿ですけど、自分が戦場にいて敵が死骸を山ほど背負って襲ってきたら、焦るよね。
[The Ark in Space via Neatorama] Images by Mohd Rizal Ismail/Flickr
ANDREW LISZEWSKI(原文/satomi)