さらに広がるiPadの可能性。
飛行機の各シートに取り付けられているあのテレビと関連するケーブルを全てとっぱらって、iPadに変更したらどうなるか? なんと、機体が7%も軽くなることが判明。この7%軽量化によって、かなりの燃料が節約できるようになります。
シンガポール航空を親会社に持つ、できたばかりの新航空会社Scootは、安価で航空券を発売するために今までとは違うサービス提供の仕方を考えました。それは、各シートについているテレビを取っ払ってしまうこと。その代替サービスとして、有料でiPadを貸し出します。iPadの中には、機内で楽しむことができる映画や音楽、テレビ番組等がすでにダウンロードされているという仕組み。レンタル料は17ドル(約1300円)です。機内では、自分のラップトップやタブレット端末を使う人も多いので、みんながみんな借りる必要はないわけですし。もし、乗客全員がレンタルしたとしても、7%も軽量化できるならすごいです。そもそもテレビ関連の機材だけで飛行機1台につき、2トン以上もあったそうですから。
ここまで軽量化できるなら、他の航空会社も始めるかもしれませんね。
そうこ(JAMIE CONDLIFFE 米版)