もしカロリーを気にして、サラダに脂肪分カットのドレッシングを使っているのなら、それはある意味では間違いだそうです。
え、何だって?
研究によると、野菜の力を最大限に引き出すために、脂肪分が含まれるドレッシングでサラダを食べたほうが良いらしいのです。つまりドレッシングの脂肪分をカットすると、野菜を食べることの効果が減ってしまうのだそうですよ。
何だかこの話だけ聞くと信じがたいですよね? だってそうでしょう、脂肪分カットのドレッシングは油分が含まれたドレッシングからカロリーを減らした代替品であって、なんだか味が薄いような気がするから満足度が少ない気がするし。
パデュー大学の研究で、飽和脂肪、不飽和脂肪、多価不飽和脂肪の3種類のドレッシングを脂肪分3グラム、8グラム、20グラムでサラダを食べるという比較の実験を行い、どれが最も効果的か調べてみたんです。
Atkanticによれば、
この研究の第一人者であるマリオ・フェルッツィ(Mario Ferruzi)氏とパデュー大学の食品科学の准教授によれば、フルーツや野菜をより摂取したければ、脂肪分が含まれるドレッシングをきちんと組み合わせて食べる必要があると言います。とのこと。
不飽和脂肪(オリーブやカノーラから出来ているオイル)のドレッシングが最も少量で効果が出やすく、野菜に含まれるカロチノイドという成分の吸収率を上げてくれるそうです。カロチノイドは抗酸化作用があって老化もふせいでくれるらしいですね。
なので、野菜サラダを食べるときは無理せずオイルたっぷりの美味しいドレッシングを食べても大丈夫!な言い訳ができましたね。
[Molecular Nutrition & Food Research via The Atlantic]
image by Thinkstock.
mayumine(Casey Chan 米版)