こちらはスウェーデンの海岸近くにある小屋。
面積はたったの25平方メートルで、1人暮らしの部屋に近いサイズの一軒家です。でも、べつに敷地が足りないわけでもなければ、エネルギー効率を良くしたいわけでもないみたいですよ。この家を設計した建築家のトルステン・オッテスジョ(Torsten Ottesjö)さんは「コンパクトな空間は、派手で軽率な建築に勝る」という信条の持ち主。人は家よりも車に情熱を注ぐことが多い傾向にあるそうなのですが、そのあたりに相通ずる精神が存在しているそうですよ。「小さく快適な自分空間」みたいなイメージかもしれませんね。
小人さんの住み家を想像させるこの小屋は、ステンドグラスのように分割された窓から光を柔らかく取り込み、一日の疲れをゆるりと癒してくれる木製のバスタブを採用。たしかに、ありきたりな豪邸よりもゴージャスな休日が過ごせそうですね。
ステキだなぁ...。
[Platforma Arquitectura via FastCo]
Rumi(Leslie Horn/米版)