恐れていたものがついに...
ツイッターが次回APIアップデートの詳細を先ほど発表したのですが、なななんとサードパーティーアプリのユーザー数に上限が加わってしまうんですってよ!
TweetbotとかTwitterificとかのクライアントも全部で、基本、Twitterのつくるアプリ以外には全部ツイッターが決めた上限が適用となります。
上限の数は、各アプリの現ユーザー数の2倍。そこまで増えたら一完の終わり、臨終。あとはいくら人気でも伸ばせません。
例えばTweetbotでもなんでも上限いっぱいユーザー数いったら、そこで新規ユーザーの受付けがストップするみたいですよ。ツイッターはこう書いてます。
さらにHOMEのタイムライン(TL)、アカウント設定、DMのAPIエンドポイントにアクセスする(昔からあるクライアントではよくある)Twitterクライアントアプリを開発している人や、当社のUser Streamsを使っている人は、そのアプリが個人トークンを10万個以上使う場合、当社の許可が必要となる。
これらのエンドポイントを使っていて尚且つ既にトークン上限を超えてるクライアントを今すぐシャットダウンするわけではない。既に使用トークンが10万個を超えている人は、当社の開発者向けガイドライン「Rules of the Road」に従う限りにおいて今日現在の個人トークン数の200%まで新規ユーザーを保持・追加できるものとする。現トークン数の200%(2倍)に到達後は既存ユーザー向けにアプリを保守管理してゆくことはできても、当社の許可なしで新規ユーザーの追加はできない。
新規ユーザー確保にも限界があるってことになると、開発者もさすがに「Twitterクライアントなんて開発する価値あるんかいな」、「もうTwitterのことはTwitterにやらせておくのが一番なんじゃない?」って投げやりになっちゃいますよね。
今回ツイッターがやったことは最後の餌出し、なのかな...。Twitterアプリ開発者全員に、明日まで身がもたないほどケチな餌を木箱に盛って出して、「さ、あとは自分たちでよく考えて分け合ってね」と言ってるようなもん...。
TwitterがつくったんじゃないTwitterアプリをご愛用のみなさま...せいぜい今のうち楽しみましょう。明日も知れないこのアプリのはかなさを思うにつけ...。
Casey Chan(原文/satomi)