シャープの奥田社長は「8月に出荷開始する」と宣言しましたが、薄~いインセル技術はやっぱり製造難しいのね...
8月の終わりになってもまだシャープがiPhone用液晶の量産化開始に至ってないという噂をウォールストリートジャーナルが伝えました。噂が本当なら次世代iPhoneは予約早めにしとかないと、すぐ品切れになっちゃうかもしれません。他の筋の情報では、残り2社(ジャパン・ディスプレイとLG)は既にアップルに液晶の出荷を開始したということなので、発売は予定通りみたいですけどね。因みにロイターの情報筋は、量産出荷開始できてるのはジャパン・ディスプレイ1社だけ、と言ってるそうです。
シャープは今年はじめiPad発売の時も2月中の予定に間に合いませんでした。あのときは影響はほとんどありませんでしたけど、iPhoneはもっと売れ筋なので品薄になる可能性もそのぶん高くなりそう...。
シャープは今、鴻海(ホンハイ)との交渉が難航してて気もそぞろな局面ですが、iPhoneに搭載になると噂のバッテリー長持ちのIGZO(イグゾー)技術はシャープ復活の切り札ともされます。搭載になるのがIGZOかどうかは12日のアップルの発表までわかりませんけど...間に合ってくれるといいですね。
Adrian Covert(原文/satomi)