誰か専用ってことじゃなくても、赤とか?
先日、米Gizmodo読者のマーティン・ハジェックさんが作ったブルーモデルのiPad mini画像(あくまで画像ですが)をご紹介しました。それを見た米Gizmodoのディアス記者が、カラーのiPad mini欲しい! ともだえています。
現時点で黒・白以外のiPad miniが登場しそうだという確たる根拠はないのですが、アップル製品の歴史をディアス記者の主張とともに振り返ると、意外とありえなくもなさそうにも思えてきます。以下、そんなディアス記者の考察をどうぞ。
もうすぐ発表と言われるiPad mini、これまでにリークされているブラックモデルも良いと思いますし、『2001年宇宙の旅』風の白いモデルも好きです。でも、カラーのiPad mini、たとえば上の赤モデルなんかを画像で見るにつけ、これってアリだなと思えてきて、欲しさも倍増です。
現時点では完全に推測でしかありませんが、カラーiPad miniが登場しそうな理由は実際いくつか挙げられます。
カラーのハードウェア、特に明るい色のものは、タマゴ型のiMac以降アップルの特徴のひとつとなっています。初代のボンダイブルーに続き、iMacは複数色展開され、当時無彩色中心だったコンピューター業界をひっくり返しました。今となってはそんなバカなと思われるかもしれませんが、製造業にとってそれは、素材の扱いという意味でもプランニングや在庫管理といった意味でも大きなチャレンジでした。カラーには人気のあるものとそうでないものがあり、それまでコンピューター業界の誰も取り組んでこなかった「色」という変数の存在に気づかせる結果になりました。
ローリング・ストーンズの『She's a Rainbow』を使った広告とともに世に送り出されたカラーiMacは、完全な成功を収めました。カラーiMacは、全身ホワイトのiMac(液晶スクリーンの、愛称Sunflower)のリリースまで続きました。
カラーiMacが成功してから、カラー化は他のアップル製品にも広がりました。iPod miniとnanoもカラーで登場し、そこからガジェットがファッション・アクセサリーになっていきました。みんながそれを好きになり、アップルは数年間で何億台と販売しました。でもより高価なハードディスク内蔵のiPodは白のままで、例外といっても黒と赤のU2モデルのiPodくらいでした。それはまるで、アップルが高価なモデルと安価な「楽しい」モデルを差別化しようとしているように見えます。または単に、より生産コストの高いモデルをシンプルなままにして置きたいのかもしれません。
iPad miniは、こうした差別化の流れを踏襲するものになるのではないでしょうか? おそらく相対的に安価になりそうなiPad miniに関して、アップルは黒や白のフルサイズのiPadとの間に線引きをしたいのかもしれません。
さらに、カラーにすることでiPad miniはAndroidの7インチタブレットとは最初から差別化できます。表面的なことに思えるかもしれませんが、年末商戦が始まってみると、カラー端末の方がより有利になりえます。というのは、これまでのカラーのアップル製品がそうだったからです。
ただ、アップルは初代iPad miniにはカラーを導入しないで、2代目のためにとっておくことも考えられます。というのは、iPod touchにおいては5代目となる最新世代でようやくカラー端末がやってきたんです。それに、iPad miniに関してリークされてきた部品はすべて黒か白で、カラー部品の情報はありません。
それでも、カラーのiPad miniには惹かれるものがあります。iPhoneや10インチのiPadは白黒のまま、シリアスでより高価なモデルという扱いにしておいて、iPod touchやiPad miniは、楽しくより安価で、すべてカラーに。もしそうなったら、すごく良いんじゃないでしょうか?
Images by Martin Hajek
Jesus Diaz(原文/miho)













