長ーいURLを覚えたり入力したりする手間を省いてくれる、二次元のアイツが時計になっちゃいました。お手元にQRコードリーダーさえあれば、いつでも簡単に時間を知ることができますよ。ファンタスティック!
さっそくですが、デモ動画で0:50あたりから実際に読み取るシーンを確認してみましょう。
まずiPhoneを取り出します。ロック画面を解除し、起動中のアプリを終了させてホーム画面を表示させます。そして数ある時計アプリのアイコンは全部無視、ひたすら右にスワイプします。最後の画面にたどり着いたら、アプリフォルダに入っているQRコードリーダーを起動。
さあ、準備ができました。さっそくリーダーを時計にかざすと... ばっちり「10:37」と表示されましたね。お見事っ。
ん...? そういや、ロック画面ですでに時間が表示されていたような? 最初に終了したアプリも時計アプリだったような?
作者マイケル・チュッフォ(Michael Ciuffo)さんによると、この時計は「便利な技術だけど、実はまったく便利じゃないもの」というシニカルな視点で製作されているそうです。ちなみに、周囲の明るさを感知してLEDを自動調光する機能はばっちり搭載してますよ。
人間でいうと、「仕事できる風なのにどうも不器用でにくめない天然キャラ」という感じでしょうか。一生懸命QRコードで時間を語りかけてくるので、面倒でもたまにリーダーをかざしてあげると喜ぶと思います。
Rumi(Andrew Liszewski/米版)