いまとなっては懐かしき...
「Eee PC」なんてありましたよね? 現在のように世にiPadやらAndroidタブレットやらがあふれる前は、安くてコンパクトなネットブックこそがモバイルの救世主として君臨するはずだなんて、一部ではもてはやされていた時代さえあったような。ハッキントッシュで遊びまくったなんて思い出があるギズ読者の皆さまも少なくないのでは?そんなネットブックですが、とうとうASUSもAcerも、非力なインテルのAtomプロセッサーを搭載する小型低価格ノートパソコンの製造を2013年からは一切行なわないとの決定を下しましたよ! やっぱりネットブックでは、スペック的にも満足できないユーザーが増えてしまい、もっとバッテリーも長持ちするウルトラブックやタブレットへと、着実に世界のユーザーはシフトしていってしまったみたいですね。
2007年に日本円にして2万円を切る199ドルの超低価格にて、まるで流星のごとく登場したLinux搭載のEee PC。その後、Windows XPやらWindows 7 Starterやらを載せて健闘してはいましたが、ついにこの世から姿を消すことになってしまいました。それでも、やっぱりキーボードがある低価格マシンが欲しいんだって方は、これからはWindows RTタブレットの「Surface」などなどへ手を伸ばす時代になるのかな?
[Guardian]
Jamie Condliffe(米版/湯木進悟)