キヤノンが攻めてきました。これは期待。
ラスベガスで開催中のCES 2013で、キヤノンがコンパクトデジカメの新機種「Powershot N」シリーズを発表しました。
このカメラ、今までにないコンセプトを持っています。ズームボタンやシャッターボタンがありません。そのかわり、レンズ周りにあるリングでズームやシャッター操作を行います。しかも、縦位置でも横位置でも内蔵センサーが自動的に認識し、正しい向きで画像が記録されます。
これまでのカメラは、横位置での撮影前提のものがほとんど。縦位置で撮影する場合は
、右手を下にするか上にするかして撮影する必要がありました。つまり、縦位置と横位置では操作体系が変わってしまうのです。
しかしPowershot Nならば、シャッターボタンがなく、レンズ周りのリングでシャッターを切るため、縦位置でも横位置でも同じ操作体系を維持できます。もう、縦位置や横位置を気にする必要がないんです。
そのほか、Wi-Fi内蔵でSNSへの画像投稿機能を搭載していたり、2.8インチタッチスクリーンフリップアップ液晶モニタ、28〜224mm相当の光学8倍ズームレンズ搭載など、かなり攻めたスペックとなっています。
日本での発売はまだ未定ですが、アメリカでは4月に発売予定。希望小売価格は299.99ドル(約2万7000円)となっています。
これ、なんかおもしろそう! 日本でも出るんですかね? ぜひ出して欲しい!!
PowerShot N White[キヤノンUSA via TechCrunch JAPAN]
(三浦一紀)