すこーしずつではありますが、飛行機の中もテクノロジーに優しい環境になりつつあるようです。
アメリカの連邦航空局(FAA)は先日、離発着時にすべての電子機器を利用禁止にする方針を見直しはじめました。そして今度は連邦通信委員会(FCC)が、機内におけるインターネット接続の敷居を下げてくれるようです。
かねてから機内インターネット自体は存在していました。しかし問題は、機内のWi-Fiインターネット利用にあたって航空機ごとにFCCから承認を得なければいけないこと、そして今までその申請プロセスが存在しなかったことにあります。その都度、暫定的な措置がとられていたので、なかなか物事が前進しない状況だったんですね。
2012年末、FCCが新たにライセンス申請プロセスを発表したことで、今後は航空機におけるブロードバンド接続の導入障壁が劇的に下がることになります。FCCのジュリアス・ジェナカウスキー(Julius Genachowski)委員長によると、少なくとも50%以上のスピードアップをはかり、「機内インターネット楽園時代」へ早く移行できるようにするということです。
お気に入りのガジェットが機内で利用できるかどうかはFAAの発表を待つ必要がありますが、いずれにしてもインターネット接続はできるようになるようですよ。
[Washington Post via SlashGear]
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Rumi(Eric Limer 米版)