ぜひ実現化して欲しいアイデアです!
このデバイスがあれば、視覚障害を持つ方でも外出が安全かつ楽しいものになるかもしれません。以前ギズでも取り上げたCIID(Copenhagen Institute of Interaction Design)の36時間の学習プログラム中に生まれたこのアイデアは、GPSと連動して歩いている方向や速度を認識。今いる位置に応じて点字が作り出され、進むべき方向と距離をインタラクティブにガイドするというものです。
はじめに行き先をiPhoneへ音声入力しておけば、位置情報との連動により「どこで曲がればいいか」「どこに障害物があるか」など点字によりリアルタイムで知ることができます。白杖と点字ブロックに頼らなくても周辺の環境を容易く詳細に知ることができるようになるので、外出や街歩きといったことがもっとハードルの低い、楽しいものになるかもしれません。
こういった人に優しい発明が次々開発され、バリアフリーの進んだ社会がやってきたらいいな。
[vimeo via monogocoro]
(KITAHAMA Shinya)