プラスティック片なんてケチなもんじゃない、完璧におかしいですよね、これ...
自分撮りと風景撮りで多忙な火星探査機キュリオシティから送られてきた写真なんですが、この赤い惑星の地面からニョキーーッと出て光る小さな金属っぽい「突起」、これは一体なに?
引っ張ると火星人が出てくる秘密のレバーでしょうか?
それとも地面にめり込んだただの宇宙ゴミ?
いくら考えてもわかりません。
拡大して見てください。注意して眺めると、突起には...影も写ってます(え?だからなんなんだって?まあまあ...)。何かはわからないけど、地面の赤茶けた岩とは明らかに違う異質なものであることがわかります...さて?
この金属風の謎の物体をめぐっては憶測が憶測を呼んでもはや収集つかなくなってるわけですが、散々騒がせた挙げ句に結局は「岩が一部風化しないで残ってただけでした」とか言うんでしょうね...わかります。「キュリオシティが光のトリックで地球人を惑わせただけでした」とか、「死にゆくロボットの墓でした」とか、わからないけど、そういうオチ。
因みにこの物体、高さはたったの半センチメートル(追:UnmannedSpaceflight.comの専門家の見立てでは3cm)で、探査機キュリオシティが2013年1月30日に見つけたものです。正体は永久に謎のままかもしれませんね...
[NASA via Universe Today]
Casey Chan(原文/satomi)