内容はというと、お笑いコンビさまぁ〜ずとテレ東の大江麻理子アナが、なんとなくモヤモヤする街をぶらぶらして、モヤモヤしたものを見つけていくという、なんともゆるーい散歩番組です。3人で並んで無言でご飯食べてたりします。以前は深夜の30分枠で放送されていたのですが、ゴールデンになってからも深夜のテイストそのまんま。とても楽しい番組です(僕がさまぁ〜ず好きなだけかもしれませんが)。
さまぁ〜ずの二人がおもしろいのはもちろんなんですが、大江アナがいい味出してるんですよねー。一応進行役だと思うんですが、たまにすごい脇汗かいてたり、はしゃいだりと、かわいい女性なんです。
で、そのもやさまのナレーションというのが、ちょっと変わってるんです。男性の声なんですけど、ちょっと英語訛りというか、独特なイントネーションなんですよ。あのナレーターの方って誰なんですかね。
実はあのナレーターのショウ君、人間じゃないんです。HOYAサービスが開発している「VoiceText」という技術を使って人工的にしゃべらせているのです。
そしてやっと本題。この原稿で紹介する「VoiceText Micro Lite RYO」は、そのモヤさまのナレーションのシステムを気軽に楽しめるiOSアプリなんです。厳密にはショウ君とは違いますけどね。
アプリにしゃべらせたい文章を入力してみましょう。漢字、ひらがな、カタカナなど80文字まで認識できます。
入力後「SPEAK」をタップすると、おしゃべりスタートです。アプリの注意事項に
・このアプリで出力された音声の商用利用、および2次利用を禁止します。
とあるので、ここで動画などの掲載は控えさせていただきますが、モヤさまのナレーションです! 出力機能などもないので、あくまでもVoiceText Microを体験するためのアプリですが、いろいろしゃべらせてみるとおもしろいんじゃないですかね。例えば早口言葉とか。
ちょっとイントネーションが違ってましたが、ちゃんと発音します。声のピッチやスピードを変えられるので、「早口で声の高い人」みたいな声も出せますよ。
ちょっと難しい人名でも読ませてみようと思い、クラッシュ・ギャルズの2人の名前を入力してみました。長与千種は「ながよちぐさ」なんですが、このアプリでは「ながよちくさ」と読んでおりました。残念!
ということで、モヤさま気分を味わいたいという方、インストールしてみましょう。
(2月12日追記)
一部内容を修正いたしました。ご指摘ありがとうございました。
VoiceText Micro Lite RYO[iTunes Store]
(三浦一紀)