見ているはずが見られていたり...全画面をデジカメに変える新センサ

見ているはずが見られていたり...全画面をデジカメに変える新センサ

オーストリアのリンツ市のヨハネス・ケプラー大学研究班が開発した新イメージセンサは、いつの日かデジカメの形を永久に変える...かもしれません。

センサと言っても切手サイズのデジタルアイじゃなく、平らで曲がる透明なプラスティックのシートで、そのまま使ってもいいし、画面に貼れば誰にもカメラとはわからない!...という代物なのです。

「フィルムで像が拾えるって、どういう仕組みなの?」と思ってしまいますが、センサは「蛍光集光器(luminescent concentrator)」という名で知られるポリマーフィルムがベース。

無数の小さな蛍光粒子(特定の波長の光を吸収し、もっと長い波長で放出する)が塗られていて、光が粒子に当たると大抵は通過して透明のままなのだけど、一部の光はフィルム内に散乱し、周囲に大量に張り巡らせた光学センサにビビッと検知されるんですね。

で、散乱した光の相対的な明るさを測ることで光が最初フィルムに入った場所も特定できるし、コンピュータ側で検知したシグナルを総合してグレースケール(黒の濃淡、モノクロ)のイメージが生成できる、というわけ。

試作機で生成したのが、この低解像度の白黒画像です。

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粗悪なカメラフォンで撮ってもここまで悪くないよってぐらい荒いけど、このフィルムを何層にも重ねていけば解像度も高めることができるし、もしかしてRGBのアプローチでカラーもキャッチできるんじゃないか...と研究者たちは期待を膨らませているんですよ。

わかりませんよ。そのうちテレビの上にKinectのセンサ置かなくても、画面に薄~く貼ったフィルムでモーションが全部拾えちゃう時代が来たりして。

The Optical Society via Gizmag

Andrew Liszewski(原文/satomi)

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