世界一周旅行の中でブラジルのリオデジャネイロに訪れました。
ブラジルと言えば、アップル製品がダントツで世界一高い国で有名ですね。でもどれだけお高いのでしょう? 実際に現地のアップル正規小売り販売店に足を運び値札を見て、驚愕しました。
まずはMacBook Pro 15インチ Retinaディスプレイモデルが...
9999ブラジルレアル = 約47万6000円。
高っ!スペック表を見ると、2.3Ghzか2.6Ghz(どっちだろう...)で、メモリは8GB、ストレージは256GBか512GB(どっちだろう...)とあります。
日本だとアップルストアで、プロセッサを2.7Ghzにして、メモリを8GBにして、ストレージを512GBにしたら23万くらいですね。
約2倍以上の値段です。
もう一度、高っ!
MacBook Pro 13インチ Retinaディスプレイモデルは、8299レアル = 約39万5000円。
この13インチのRetinaモデル、最近値下げしたらしいのですが(ちなみに値下げ前に購入した私は悔しい思いを隠せません)、日本では15万8800円とかですね。
いやーん、高い!
次はiPad。プロセッサがA6Xとあったので第四世代ですね。
16GB(WiFi)が1749レアル = 約8万5000円。(日本発売価格:4万2800円)
32GB(WiFi)が1999レアル = 約9万5000円。(日本発売価格:5万800円)
64GB(WiFi)が2249レアル = 約10万7000円。(日本発売価格:5万8800円)
うーん、ほとんどが正規価格の約2倍で売られているようです。
続いてiPhone 4Sは...
16GBで2099レアル = 約10万円。日本でのiPhone 一括購入金額で10万円はないですね。
ちなみにもう化石だと思っていたiPhone 4 も売られていまして、こちらは8GBで1600レアル = 約7万3000円。
8GBって! iPhone 4って! それで7万3000円って...。ちなみにiPhone 5 は置いていませんでした。
しっかしなんでこんなブラジルってアップル製品高いの?って思いますよね。
こちらの記事によると、
冒頭の「なぜブラジルのiPhoneは世界一高額なのか」という問いを投げかけていたVeja誌には何が書かれていたかというと、
下記の7つの要因が挙げられていました。
1. 為替レートの影響
2. ニーズに対する供給量の少なさ
3. 高額な税金
4. 高いインフレ率
5. 弱い競争環境
6. 少ないスケールメリット
7. 低い労働生産性
最初は関税が超高いのかなあなどと思っていたのですが、それだけでは無く、様々な要因があるそうですね。実際に税金はとても高いようですけど。
リオデジャネイロでは、サムスンやLGのAndroidスマートフォンが一番流通していましたが、それでも街中ではiPhoneを使う人もかなり見かけました。ブラジル人にとってやはりアップル製品はひとつのステータスだけど、国内は高すぎるので国外に買い物旅行をしに行くのがスタンダードだそうです。
それにしてもブラジル現地の値札を見て、高すぎて笑ってしまいました。
ブラジルで私のiPhone売ったらいくらになったんだろうなあ。
(mayumine)