恋を忘れた哀れな男が飲むアレ、のため。
しびれるような香りいっぱいの琥珀色したアレ、のため。
1991年、ケンブリッジ大学で世界最初のウェブカメラが発明されました。発明の理由はなんとコーヒー。コーヒー飲もうとポットまで行ったのになかった、今から淹れなくちゃ行けない。この面倒くささやうんざり気分を解消させるために、ウェブカメラは開発されたのです。
当時のケンブリッジ大学コンピューター研究室、コーヒーメーカーのすぐ横に世界初のウェブカメラは設置されました。カメラの電源をいれると、コーヒーポットの129x129ピクセルのグレースケール画像を毎秒1枚撮影。これによって、椅子から立ち上がることなく研究室の残りのコーヒーが、デスクトップ上で確認できたわけです。
ちなみにこのコーヒーウェブカムは2001年の8月まで続いていました。その後、コーヒー見張り番としての役目を終えて世界初のウェブカムとしてeBayオークションにて5000ドル超えの高値で競り落とされました。
ちょっとした面倒を改善するため、それが大きな発展のスタートとなったのです。
[Wikipedia via Peta Pixel]
そうこ(Jamie Condliffe 米版)