もしも3Dプリンターを手に入れたら、そして何でも作れるスキルとほんの少しのイマジネーションがあったら、どんなものを作ってみたいですか?
今はまだ、値段も高いし気軽に持ち運びできるようなプリンターではないけれど、新しいモノ好きな人たちは、すでに驚くべきアイテムを生み出しているようです。というわけで、先日ニューヨークで開催された「3DプリンターEXPO」から注目のアイテムをまとめてみました。
Cubifyの3Dプリンターで製作。外観は小さなミシンのような機材ですが、世界で一つだけのオシャレな靴だって自作できちゃいます(黄色い部分がCubifyによるパーツ)もちろん、ハンドバッグだって自作可能チェーンみたいなベルトもかわいい! お店にあったら普通に買うレベル3Dシステムブースで見かけたギター。3Dプリンターで作ったというだけで物欲が刺激されます実用的でない作品もたくさんありますが、このワインオープナーは便利そうForm Labsが展示していたチェスセット。よく見ると内側の螺旋階段までしっかり作りこんでありますよForm Labは作品の細かい部分を虫眼鏡で見ますろくろを回すIT業界人のみなさん、壺はもう3Dプリンターで作る時代みたいですよ(Sculpteoで製作)なにこれ怖い...。普通紙を積層するフルカラー3DプリンタMcorから生まれたトム・ハンクスの頭3Dプリンターで作ったバングルなど、小物類は普通に身につけられそうさて、いかがでしたでしょうか?
これまで長い間、3Dプリンター作品群は、自分たちが3Dプリンターから作られたことを声高に叫んでいるような状態でした。しかし、技術が進歩するにつれて、デザインのクオリティもだいぶ上がってきていますね。買い物で妥協したくない人は、自分で作るようになる時代も近いかも?
Photos by Nick Stango
Rumi(Leslie Horn 米版)