原宿にいいお店ができました。
Fresh News Delivery(FND)の管理人、そしてギズの兄弟メディアroomieのキュレーターでもある、ハイロックさんのプロデュースする「EQ」というショップのことです。iPhone修理・カスタムと世界中から厳選したデザインプロダクトと最新ガジェット、文房具、日用品などを扱っています。
場所は表参道からちょっと入った裏原宿。シュープリームの隣のビルの2F、黒い〈EQ〉フラッグが目印です。
なんでEQという名前にしたか聞くと、「映画『007』に登場する秘密兵器をジェームス・ボンドに供給する人物「Q」をリスペクトして〈EQ〉と名付けました。Qの名前の由来は、 諸説はいろいろありますが、『Quartermaster(軍の需品係将校)』の略称である と言われています。そのQuartermasterにElectronicを足して〈EQ〉としたんです」とのこと。
そんな名前にふさわしく、修理部門はハイロックさんも絶対の信頼をおく、スマートドクターさんが担当。ガラス割れ修理や液晶・ボタン類の交換、水没の修復など、iPhoneに関する修理はすべてサポートしています。
スケルトンカスタムやおサイフケータイ化、バックパネルを好きなロゴにして光らせたり、他の修理屋ではできない発想から常に新しいカスタムにチャレンジしているそう。
見せてもらったのはハイロックさんのiPhone 5。スケルトンボディの中にNFCのチップが見えます。各種アンテナとの兼ね合いで配置はかなりシビアで、おサイフケータイ化は熟練の業が必要なんだとか。
iPhone 5の背面ボディは、ほかにもスケルトン・金属ともに各色がそろっていますよ。
そして、店内を見渡すとガジェットマニア垂涎の品揃えが待っています。ここではそのほんの一部をどうぞ。
例えば、スマートにガジェットを充電できるBluelounge DesignのRefreshにはハイロックさん私物の端末が並んでいます。この時はtalby、ノキア(しかもスケルトン!)、モトローラというセレクト。月一回程度で替えていくそうなのでそれもちょっと楽しみ。
iMacやCinema Displayユーザには必需品、キーボードが収納できて省スペースなSpace Barも。
カスタムものが豊富なのもEQの特長。
「Reversible Lightning Cable」(価格未定・近日発売)は、決まった向きで無ければ刺さらないUSBコネクタにフラストレーションを感じて、両面挿し仕様にカスタムしたというLightningケーブル。
で、これなんだと思いますか?
右はApple Desktop Bus Mouse、左はNeXT STEP Mouse。前者はApple IIGSに採用された通称「角マウス」、後者は事実上ジョブズの作った最後の物理右クリック付きマウスであり、今やオークションなどでもその姿をほとんど見なくなったたいへん貴重なもの。でも「ただのマウス」ではないんです。EQではカスタムしてこの両者をBluetooth化。価格は未定ですが近日発売予定。
こんな感じで、年代物のジャンクガジェットを様々な形で現代に蘇らせたワンアンドオンリーなカスタムガジェット達も続々登場予定とのこと。たまらんですなー!
ハイロックさんから一言いただいちゃいました。
みなさんこんにちは、ついにFNDのリアルショップ〈EQ〉がオープンしました。
FNDやルーミーでご紹介したアイテムや世界中から集めたデザインプロダクト、最新ガジェットが所狭しと並んだとても楽しいショップです。実際にアイテムを見て、触って、〈EQ〉を体感してください。
ルーミー、ギズモードの読者のみなさんにはきっと気に入っていただけると思います。ぼくもお店にちょくちょく顔を出していますので、見かけたときは、ぜひ話しかけてくださいね。
■読者プレゼント(1)ギズモードを見たと言ってご来店いただければ、修理代金から500円割引き。
(2)ギズモードを見たと言ってご来店いただければ、先着50名にiPhone(4/4S/5用)保護フィルムをプレゼント。
なんと読者プレゼントまで! 店舗情報は下記の通り。ぜひみなさん行ってみてくださいね。自分もまたいこーっと。
EQ
東京都渋谷区神宮前4-32-8-2F
0120-809-009
10:00~21:00
EQ[Facebook]
(松葉信彦)