ついこの前まで100Mbpsで光速すぎ! とか言ってた気がするんですよね。ADSLから光に乗り換えた時の感動たるや......。嬉しくてついついブロードバンドスピードテストを何回も走らせてしまいました。って、普通やりますよね? ね?
でも、この僅か数年でインターネットの通信技術はどんどん進化していて、平然とG(ギガ)の世界に突入しているようです。
先日ソネットが発表した新しい光ファイバーサービス「NURO(ニューロ)」の理論値はなんと下り最大2Gbps! あくまでも理論値ですが、本日時点(2013年6月3日)では世界最速となるようですよ。
実際に走れるかどうかはさておき、F1が走れるだけのサーキットは用意しました!というのはうれしいポイント。「大は小を兼ねる」的な理論となりますが、インフラ界にとってはきっとすごく重要です。
セキュリティ、無線LANつき、ISP料金込みで月額4980円からっていう価格設定もリーズナブルでGood。コストパフォーマンスの高さが際立っているサービスですね。ウチはなんで対応エリア外なんだろうか......うう。
発表会はギズも取材に行っていますので、詳しくはこちらよりどうぞ。
しかし、速くておトクなのは光ファイバーだけじゃなかったようです。実はモバイル用にLTEサービス「NURO LTE」のサービスもスタートされているんです。
こちらはdocomoの回線を借りて展開されるMVNOサービス。圧倒的な人口カバー率を誇るdocomoの3G(FOMA®)と高速なLTE(Xi®)を利用することが可能です。
6/30まで月額3000円を下回る維持費でルーターまで付いてくるキャンペーン実施中!
複数のプランが用意されているLTEサービスとなりますが、それらの中でも特に注目したいのがWi-Fiルーターとセットになった「ハイスピードVプラン」。
下り最大100Mbps、上り最大37.5MbpsのLTE高速通信が利用できるプランとなります。もちろん、これは理論値なので実測はもっと下がりますが、それでも高速LTEの電波を掴めば3Gよりはるかに快適です。
プランの特徴としては、年単位の契約が必要になる代わりにルーターの割賦金と同額の割引サービスが受けられるという長期利用を考えている場合にお得なプランです。
さらに現在、割引キャンペーンが開催されているので、毎月の割引サービス分がより手厚くなっていますよ。
1年目の利用料金は、開始月は0円、1ヶ月目が2953円。2ヶ月目から12ヶ月目までは2803円という驚きの3000円切り!
2年目になると3803円/月。これでも4000円/月を切る価格で維持が可能です。しかもdocomoのXi®で! というコストパフォーマンスの高さが光りますね。
注意事項などはこちらのキャンペーンページから確認を。
ちなみに、「ハイスピードVプラン」と「ハイスピードプラン」は、当日を含む3日間で500MBを超えた場合、もしくは5GB/月を超えると速度制限がかかりますが、5GB制限は2013年10月以降の施行予定となります。
つまり、しばらくは3日で500MBの条件さえ気をつけてればOK! ということですね。お試し期間的な感じでちょっと嬉しい!
トライバンドLTE対応! 8時間のスタミナルーターがついてくる!
ついてくるルーターは「FS010W」。2GHz/1.5GHz/800MHzのLTE周波数帯に対応しているトライバンドLTE対応ルーターなので、docomoの電波網を幅広くキャッチ。安定&高速な通信が期待できそうです。
また3Gで約10時間、LTE接続で約8時間も使える高いスタミナ性を持ちながら、手にスッポリと入っちゃうくらい小型、軽量なのも魅力的ですね。
「お前の手がデカすぎるだけなんじゃないのか?」
とか言われそうなので、フリスクとの比較がこちら。
だいたい高さは同じくらい。重さは約108gです。遠近法は使ってませんよ?
接続状態やステータス、バッテリー残量はLEDにて表示されます。シンプルでわかりやすい感じ。
ルーター自体の無線LANとクライアント端末との最大速度が72Mbpsまでとなるので、サービスの理論値である下り100Mbpsは実感することはできませんが......。まぁ、お察しのとおり理論値なんて出ないので(とうとう言っちゃったよ......)、携帯性とスタミナ、そして性能の良さを差し引いても十二分にお釣りが来るスペックではないでしょうか? ルーターに関してはやはり利便性ってのは重要ですよね。
SIMの追加もOK! ルーターと同時にスマホでもLTE
「ハイスピードVプラン」は専用ルーターとSIMカードとのセットのプラン。しかしNURO LTEはSIMカードの追加も可能です。1枚の場合158円/月(※)、2枚の場合315円/月(※)で新たにSIMをゲットできますよ。
通信速度は、同時通信しているSIMカード間で分割され、使いすぎた場合の帯域制限なども共有となります。イメージ的には、もとのSIMのクローンを作り出すって感じが近いかも。
同じSIMカードじゃなくて、「通常SIM」「micro SIM」、さらにiPhone 5で利用されている「nano SIM」から選べるのがこのサービスのポイントですね。
追加SIMを白ロムのdocomoスマホや、SIMフリーのiPhoneなどに入れておくことで、通信費を大幅に抑えられそうな予感がします!
また、家では固定回線代わりにルーターの方を置きっぱなし。外でのデータ通信は追加SIMをスマホに挿しておく。って使い方もできるかも。
「あっ、ルーター忘れた......」ってことが無くなるので、意外と便利なんじゃないでしょうか? 日々の生活をオールレンジでサポートしてくれるLTEを手に入れられる設計です。
このLTEに死角なし! 月額770円のプランや通話付きプランも
もっとだ! もっと通信費は抑えたい! って方は、最大150Kbpsと速度は控えめな代わりに980円/月(※)の「ライトプラン」もオススメ。ソネットの会員ならモバイルコースの210円/月をカットできるので、770円/月(※)というビックリ価格で定額モバイル通信を利用できてしまいます。
一定量の高速通信を利用できるチャージにも対応しているので、急に大きなデータをダウンロードする必要ができても安心ですよ。チャージは100MBで525円から購入可能です。
また、電話が使えなきゃヤダ! って場合は、ライトプランに無料通話500円分がついて通話もSMSも利用できる「+Talkプラン」、2310円/月(※)もありますよ。待受が多い人はこれで十分かも?
このように、コストパフォーマンスの高さもさることながら、ユーザーニーズに合わせてさまざまな選択肢が用意されているのがこの「NURO LTE」の真骨頂。
新進気鋭のLTEサービスですが、その分よく研究されているため、どのプランを選んでも、きっと一回り上の満足度を得られるはずですよ。
もちろん、メリットだけでなく契約月数の制限や速度制限などもあるので、自分の用途に適合するか? まずは休日にでもじっくりとプランとサービスとを検討してみてはいかがでしょう?
※別途ユニバーサルサービス料(3円)がSIMの枚数分かかります。[NURO LTE]
(小暮ひさのり)