来週、6月10日に迫った年に一度のアップル祭、デベロッパー向けカンファレンスWWDCのアプリがリリースされました。
このアプリを注意深く見てみると、やっぱりiOS 7の情報が隠れているとしか思えません。このアプリを信用しすぎてはいけないし、アップルがイベント前に何をやるのか種明かしない方針だとしても、iOS 7について発表があるのはどう見たって明らか。
では2013年のWWDCアプリを見ていきましょうか。
まずは、何はともあれフラットデザイン。
ジョナサン・アイブ氏がiOSはフラットデザインにすると発言、そしてフラットデザインとはなんぞや?という記事でも詳細を解説しています。また、リーク画像によるとiOS7のアイコンは光沢なしでフラットデザインになるみたいという記事でもビフォーアフターの画像例で説明しています。
以下は左から2011年のWWDC用のアプリ、2012年、2013年のアプリのUIです。
違いがわかりますよね? 次第にのっぺりフラットなデザインになっています。
ドロップシャドウもグラデーションもどんどん薄くなっていっていて、これがiOSのUI構成の変遷を物語っていると言えそうです。
うん、フラットデザインになることはもう充分よくわかりました。なんだかGoogleっぽいけど。
また、画面下部の、選択されたアイコンのシャドウがなくなっている事にも気づきますね。選択しているアイコンを四角で囲ってシャドウをつけるのではなく、アイコンそのものをハイライトするようなデザインに変わっています。iOSはいつもボックス型で統率されたイメージのUIですが、よりオープンなイメージになっていくようです。
さて、ジョナサン・アイヴが指揮したUIはどんなものなのか、実物を見るのが楽しみです!
mayumine(KYLE WAGNER 米版)