iPhone 5Sが出るというニュースが入って来ました。しかし私はいまだにiPhone 4Sユーザー。このまま使い続けるのも時代に取り残された感じがしますし、いつまでもiPhone 4Sの画面キャプチャのままレビュー記事を書くのも限界だと思いますので、このタイミングで機種変更をしようと決意しました。
実はJ-PHONEの頃から一貫してソフトバンク系のケータイを使っていた私。iPhone 4Sではじめて他キャリアに乗り換えたため、この機種には特別な思い入れがあります。「この端末を最後まで徹底的に使い倒してやろう。」それが、iPhone 4Sへの最大の報いになるのではないかと考えました。確かにSiriはあまり使わなかったかもしれない。通知センターを活用しきれなかったかもしれない。しかし、2年間お世話になった端末ですから、最後まで愛着を持って使ってあげないとiPhoneに失礼です。
ということで、今回はiPhone4Sを最後まで使い倒すためのヒントと題してちょっとしたTipsをいくつか紹介しようと思います。少しでもiPhone 4Sの負担を軽くし、端末を送り出してあげましょう。
ストレージを軽くする
まずは月並みですが、iPhone4S本体のデータを軽くしましょう。写真やアプリデータの見直しが必要です。私はアプリレビューをやっている関係上、ダウンロードしたアプリの容量が約8GBもありました。本体の容量を軽くするためにも、アプリの断捨離が必要だと感じました。
バックエンドで動いているアプリを停止させる
バックエンドで動いているアプリをすべて消します。ホームボタン2度押しでマルチタスクが開くので、どれか1つのアプリを長押しして消していきましょう。
メモリを解放する
端末を2年近く使っていると、アプリが突然終了したり、動作がぎこちなくなったりしてしまうと思います。そんなときは「メモリ解放アプリ」を使いましょう。メモリ解放アプリを使えば、PCのメモリ解放アプリと同じように端末の動きをサクサクにすることができます。
メモリ解放アプリにもさまざまな種類があります。私も「lAssistant」や「SYS Activity Manager」、「SySight」などいくつかのメモリ解放アプリを試してみましたが、ほとんどのアプリの機能に大差はないと感じました。個人的には、最近リリースされたばかりの「サクサク for iPhone HD」がオススメです。アニメーションがかわいいので、女性受けしそうですね。
Safariの履歴などを削除
PCと同様、iPhoneのブラウザも履歴情報などが溜まってしまいますので、定期的に削除しましょう。「設定>Safari>履歴を削除」を選択すれば、iPhoneにたまった履歴を削除できます。「Cookieとデータを削除」を選択するとキャッシュも削除可能。
こまめに手動ロックする癖をつける
どんなデバイスでもそうですが、スイッチを入れっぱなしにしているとバッテリーを消耗してしまいます。使わない時にはこまめに手動ロックするようにしましょう。
位置情報サービスを切る
FacebookなどのSNSやGoogle Mapsなどの地図アプリの場合、GPSを経由するためバッテリーを消耗させてしまいます。「設定 > プライバシー > 位置情報サービス」からオフにできます。
明るさの自動調節をオフ
iPhoneは賢いので、カメラの横にある小さな穴で明るさを察知して自動調節してくれます。この機能もバッテリーを消費してしまうのでオフにしましょう。「設定 > 明るさ/壁紙」から設定できます。
メールのプッシュ通知をオフにする
メールのプッシュ通知をオンにしておくと、iPhoneは常にサーバーと交信してしまいますので、こちらもオフにしましょう。フェッチにするとメーラーを起動したときのみ受信するようにできます。
圏外にいるときは「機内モード」
iPhoneは賢いので(2度目)、圏外でも端末が勝手に電波をキャッチしようとしてしまいます。そのため、圏外にいる時はあえて機内モードにしてしまうことで、無駄なバッテリー消費を避けることが可能です。
システムサービスを切る
「設定 > プライバシー > 位置情報サービス > システムサービス」と進むと、コンパスの調整や交通情報など、もはや使うことのない機能を停止することが可能。私はすべてオフにしていますが、特に不具合は起きておりません。
さて、古いiPhoneをどうするかという問題ですが、オークファンのiPhone 4S相場特集 によると、auの16GBで2万6000円という買い取り相場がでております。ソフマップ だと1万8000円、ブックオフ だと9500円となっておりますね(すべて2013年8月18日現在)。なお、iPhoneを購入した際に分割で購入してしまった場合は買い取ってくれませんのでアシカラズ。
(近藤恭介)