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建築が好き、レゴも好きな方、レゴ・アーキテクチャー・スタジオ(Lego Architecture Studio)がやってきました。それは、レゴを自由に使ってミニチュア建築物を作れるってだけじゃなく、未来の建築家やデザイナーが学ぶこともできそうなキットです。
レゴ・アーキテクチャー・スタジオには、総数1200点のピースが収められていて、モノクロ(多くは白)のレンガやプレート、スロープやタイル、ドアや窓用の透明のピースといったものが含まれています。さらに272ページに及ぶデザインガイドも付属していて、「スケール、マッス、密度、シンメトリー、モジュール、反復、スペースと分割、サーフェスといったコンセプト」を教えてくれます。
といっても建築一般についての解説書ではなく、インスピレーションやスタイル、アイデアのガイドと言った方がよさそうです。実習セクションもあって、説明されているコンセプトを実際に作って確かめることもできます。
先週末、米国大手書店バーンズ&ノーブルがレゴ・アーキテクチャー・スタジオ発売記念パーティを開催。なんと450以上の店舗がそれに参加し、米Gizmodoのデンジャー記者もふたつ購入していました。ひとつ150ドル(約1万5000円)と気軽に買うのは微妙な価格ですが、その価値はあると思われます。学校でデザインの基本を教えるのに使ってもよさそうです。
次なるル・コルビュジェやフランク・ロイド・ライトが、このキットで建築を学ぶことになるのかもしれません。
[LEGO]
Tatiana Danger(原文/miho)