iCloudでのバックアップからの復元に続いてiTunesを使ったバックアップと復元方法の一例を紹介していきます。Wi-Fi環境が無く、iCloudで復元できない場合、自宅に帰ってからゆっくりと設定やアプリなどを復帰したいという場合はコチラですね。
なお、iPhone 5からiPhone 5sと言ってますが、iPhone 4や4sでも同様の手順でOKです。ただし、iPhone 5sを管理するには最新版の「iTunes 11.1」が必要になるので、事前にダウンロードしておきましょう。
事前準備:iTunesにiPhoneのバックアップを作成する
iPhoneの設定の前に、アプリをiTunes内にバックアップしておきましょう。「ファイル」→「デバイス」→「購入した項目を○○○○のiPhone 5から転送」をタップ。これでiPhone内のアプリと同じアプリがiTunesへ登録されます。。
続いてiPhoneの各種設定のバックアップ。iTunesでiPhoneを開き、「このコンピュータ」にチェックを入れ、「今すぐバックアップ」をクリック。iPhoneのバックアップデータがiTunesに保存されます。
iPhone 5sにiTunesのデータを復元する
初期設定画面で、「iTunesバックアップから復元」を選択します。なお、すでに初期設定が済んでいて使える状態になっている場合はiPhoneを一度リセット。工場出荷状態に戻せば初期設定を開始することができます(それまで保存されているデータは消えてしまうので注意)。
この画面が表示されたらLightningケーブルでiPhoneとパソコンを接続します。
新しいiPhoneをどうするか? iTunesで問われるので、「このバックアップから復元」にチェックを入れ、プルダウンメニューから最新のバックアップを選択。「続ける」をクリックすればiTunesからiPhoneへとデータが復元されていきます。
復元後はApple IDなどへのログインを求められるので、パスワードを入力してログイン。
そのまま待っていると、iTunes内のアプリデータがiPhoneへと書き戻されていきますよ。これで環境の復元は完了です。ただしiCloudからの復旧時と同じく、一部のアプリは再認証が必要になるので、そちらを済ませていきましょう。
[iTunes]
(小暮ひさのり)