日本の携帯市場、大変なことになりそう…。
日刊工業新聞は、ドコモがスリートップ戦略を見直すと報じています。その理由は、ドコモがiPhone 5Sの取り扱いを開始するからだとか。
これまで、ドコモは冬モデルではソニー・シャープ・富士通の端末をスリートップに選ぶだろうと報じられていました。
スリートップ戦略の見直しが現実になれば、大きな影響を受けるのはシャープと富士通でしょう。2013年の春モデルで両社の端末はツートップに選ばれず、販売台数を伸ばせませんでした。そして、やっと冬モデルでスリートップに選ばれそう…と思った矢先にiPhoneという強力なワントップが到来してしまったのです。
この先、国内の端末メーカーはどうなってしまうのでしょう。早々にスマートフォン事業に見切りをつけたNECやパナソニックが正解だった、なんてことにならければよいのですが…。
[日刊工業新聞]
(塚本直樹)