ずーっと噂になってきた廉価版iPhoneことiPhone 5C、ついに発表されました! 背面プラスチックでカラフルなiPhoneです。
デザイン
これまでのリーク情報はかなり正確でした。まさに今まで見てきた通り、ちょっとカーブしたプラスチックの背面は青、緑、白、黄色、赤の色展開です。そして背面はひとつのパーツだけでできていて、つなぎ目とか線とかはありません。中身のiOS 7の色も、iPhone 5C本体の色に合わせた色になっています。アップルらしい!
ジョナサン・アイヴによると、「iPhone 5Cは美しく、申し訳なさそうにしないプラスチック製」です。つまり、プラスチックだからってこそこそしないってことです。
iPhone 5Cには、専用のシリコン製ケースもあります。チーズおろしみたいな穴がポコポコ空いてて、そこから本体の色がのぞくって作りです。かなり好き嫌いの分かれるデザインですが…。ケースは6色展開、各30ドル(約3000円)です。
ハードウェア
予想通り、iPhone 5Cのハードウェアはピカピカの最新ではありませんが、iPhone 4Sと同等ってわけでもありません。基本的に、iPhone 5がプラスチックになった感じです。頭脳はiPhone 5のA6プロセッサ、カメラも同じく800万画素、スクリーンも4インチのRetinaディスプレイ(326PPI)です。ただ、LTEの周波数帯はどんなスマートフォンより多く対応しています。また、デュアルバンドのWi-Fi、Bluetooth 4.0、その他標準的機能は全て載っています。
iPhone 5Cの前面HDカメラはiPhone 5より強化されて、暗いところでも撮りやすくなっています。カメラに関してさらに言えば、iPhone 5CのハードウェアでもiOS 7のカメラ機能を取り回すには十分です。
価格
iPhone 5Cは、16GBモデルが2年の契約条件付きで99ドル(約9900円)。32GBモデルは同様に199ドル(約1万9900円)です。プレオーダーは今週金曜日から、発売は9月20日です。
古い機種と新しい機種を1台ずつ入れ替えてきたこれまでと違い、今回アップルはiPhone 5とiPhone 5Cを入れ替えます。つまり今後は、iPhone 5Cがミッドレンジの選択肢になるってことです。
Images courtesy WIRED
Eric Limer(原文/miho)