軽さが光ってる。
極薄iPad、iPad Airが登場しました。超スキニーなボディは見た目的に素晴らしいんですが、中身はどうでしょうか? そんなわけで、Nexus 10、Kindle Fire HD、Xperia Zといった競合タブレットとスペックを徹底比較してみます。
iPad Airにおいてもっともはっきりと進化したのは、その新しいA7チップです。アップルによれば、初代iPadに比べて処理速度は8倍、グラフィックス性能は72倍にも及びます。だからRetinaディスプレイだって全く問題なしってわけです。
ただ、ピクセル密度という意味では1年前に出たNexus 10がいまだに他を圧倒しています。でもここまで来ると、この差が目に見てわかるかどうかは疑問です。ただはっきり感じられる違いは、iPad Airの軽さです。1ポンド(約453g)ぽっきりです。軽いといえばKindle Fire HDの方が軽いんですが、これはサイズも7インチだし、性能の差を考えれば当然です。
iPad Airのバッテリーのスペックについては、まだはっきりわかっていません。わかっているのは32Whってことだけですが、アップル製品のバッテリーはこれまで控えめであることが多かったんで、期待しすぎない方がよさげです。
価格に関しては、それぞれ良い勝負です。ただしiPad Airの499ドル(約4万9000円)は結構な額だし、これが最低価格だってことも忘れちゃいけません。それに、読書とかちょっとした動画閲覧、Web閲覧くらいなら、iPad Airほどの性能は必要ありません。でもタブレットを使い倒す人なら、iPad Airは検討に値するかもしれません。
最後に、スペックが全てというわけでもありません。本当に検討に値するものかどうかは、実際使ってみて改めてお伝えします!
Ashley Feinberg(原文/miho)