運動不足が気になったらこれしかない!
本日、ナイキの新製品「Nike FuelBand SE」が世界同時発売されました。
FuelBandはシンプルなデザインと操作性が凝縮されたスポーツ用ウェアラブル・ガジェットで、運動する人、ファッション好きな人、新しいモノ好きな人などあらゆる人に満足してもらえる製品に仕上がっています。自分なんか、もうすでに運動した気になっていまいました。
見た瞬間に一目惚れしてしまいましたが、今日一日FuelBandを付けてさらに好きになりました。ここからは付けてみた感想を画像を交えてご紹介します。
超簡単に使えるアクティビティ・トラッカー
FuelBand SEは、毎日ランニングしない人や普段からジムに通わない人でも使える、クールなアクティビティ・トラッカーです。箱から出す→設定→腕に付ける。これだけでもう活動量を測定してくれるので、誰でも毎日簡単に使えますよ。
具体的に説明しますとFuelBand SEは、あらゆるアクティビティを測定し、新しい活動単位「Fuel」を記録します。日常の動きを内蔵の加速度センサーがモニターし、連動するiOSアプリ「FuelBand」が数値化したり、日別、週別で活動レベルの変化をグラフで表示する仕組みです。つまり通勤で駅の階段を昇り降りする動きや、自転車に乗ってる動きとかも全て測定してくれるので、実に簡単。
しかも活動がポイントみたいに溜まっていく様子がデータで見れて、ゲーム感覚で楽しめます。
もう1つFuelBandを使って便利と思ったのは、1日の活動量のゴールを設定できること。その数値を気にしていると、動き続けるモチベーションになるので、エスカレーターの代わりにちょっと階段を使ったりしようと、考えが変わります。過去のデータをチェックしながらゴールを再設定することもできますので、頻繁にチェックしていると行動パターンが自然と変わるかもしれませんね。
今回のモデルから新機能として、特定の活動を測定できる「セッション」、リマインダーで活動状況を教えてくれる「Win The Hour」、そして「スリープ・トラッキング」が追加されました。
残念ながら、FuelBandアプリはiOSのみの対応で、Androidには対応していません。ですので、iPhoneをお持ちでない人はFuelBand SEをフルで楽しむことは厳しいと思います。
無駄を削げ落したミニマルデザイン
デザインもすごくシンプル。ボタン1つとLEDディスプレイがあるのみ。無駄なボタンやパーツは一切ありません。これなら日常的に使っても違和感ありません。
バンドはラバーコーティング仕様のマットな質感。内側にはスペースができるので、手首が締め付けられる心配もありません。それでも気になる人は、予備のジョイントで一回りサイズを大きくできますので、ご心配なく。
FuelBand SEが前世代よりも新しくなった点は、カラーバリエーション、防水機能の強化、Bluetooth 4.0対応があります。特にカラバリは4色に増えたので、基本的なデザインは変わらずに、スタイリッシュに生まれ変わりました。それから、何となくiOS 7のビビッドなカラーを思わせるところもガジェット好きの好奇心をくすぐるかもしれません。
またBluetooth 4.0との連携したことで、これまではボタンを長押ししてFuelBandとアプリを同期する作業が必要でしたが、今回から範囲内であればデータを送信してくれるので、マニュアルで同期する手間が無くなりました。
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箱から出してあっという間に設定完了
FuelBand SEは設定がとても簡単! 箱から取り出してUSBで接続すると、Nike アプリの設定が始まります。画面上でプロフィールや目標、Nike ログイン情報などを入力するだけで全ての設定が完了で、充電が完了したらすぐに使い始められます。
一度設定をしてしまえば、あとはアプリからでも設定変更がいつでも可能。
付属にはUSB充電ケーブル、充電スタンド、そしてバンドのサイズを調整できるツールが付いてきます。ですが、前世代から思ったのですが、充電するときはMacのUSBポートに挿せばすむことだから、ケーブルは今回も使う機会がなさそうです。
Nike FuelBand SEは今日からnike.comとナイキストア原宿、吉祥寺、大阪、福岡の
直営店4店舗で販売開始です。色はボルト、ピンクフォイル、トータルクリムゾン、ブラックの4色。価格は15750円です。
世界同時発売といってもアメリカと日本の他には英国、フランス、ドイツだけなので、年末そして来年にかけて国内でもジワジワ話題になりそうな気がします。今からチェックしてみてくださいね
(鴻上洋平)