日本の技術だぞ!
ルンバが切り開いた自動お掃除ロボットの世界が、とうとう一般家庭でのクリーニング需要を飛び超えて、屋外のソーラーパネルにまで恩恵をもたらす時代がやって来たようです。太陽光発電はクリーンエネルギーの主役ですけど、ソーラーパネルの表面が鳥の糞や砂埃などで汚れてしまうと発電量が低下してしまうので、定期的な掃除が必要って知ってましたか?とはいっても、本格的な太陽光発電ですと、もう膨大な数のパネルが並んでいるので、やっぱり人手で1枚1枚をクリーニングしていくのは効率が悪いんですよね。そこで、日本のシンフォニアテクノロジーが新開発した自律走行式の清掃ロボットがこの度ソーラーパネルのお掃除を担うことになりました。このお掃除ロボットは傾斜面のあるソーラーパネル表面でもスイスイと移動しては、きれいに洗剤を使って次々と掃除していってくれます。各パネルとパネルが離れていようとも、少々の隙間なら難なく乗り越えて自動清掃を続けていきますよ~。
現段階ではロボット本体のエネルギー源をソーラーパワーにすることはできないようですが、逆に夜間の太陽光発電停止中に清掃を進められるので効率的との評価もあるんだとか。ちなみにこれまでも専用レールを敷いて自動でソーラーパネルを掃除させる方法はあったみたいですが、こんなに自由度の高い働き者なロボットは世界初でもあるみたいです。
Andrew Liszewski(米版/湯木進悟)